【映画コラム】『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ライアン・ジョンソン監督最新作 脚本が見事な『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』

2020年1月29日 / 10:00
 31日から公開されるミステリー映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』の舞台はニューヨーク郊外の大邸宅。世界的なミステリー作家ハーラン・スロンビー(クリストファー・プラマー)が、85歳の誕生日パーティの翌朝、遺体となって発見される。容疑者は屋敷にいたスロンビーの家族全員と、看護師のマルタ(アナ・デ・アルマス)だ。
 

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 匿名の依頼を受けて現れた探偵のブラン(ダニエル・クレイグ)は、ハーランは自殺に見せかけて殺されたと考え、ハーランの家族への聞き取り捜査を開始する。だが、彼らにとって、ハーランの死やその真相などはどうでもよく、莫大な財産の行方を記したハーランの遺言状にしか興味がなかった。果たしてブランは謎を解明することができるのか…。
 
 この映画の監督・脚本は、賛否両論を生んだ『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(17)を監督したライアン・ジョンソン。どちらかと言えば、自分は賛の側で、彼の今後に期待をしていたので、この映画の出来の良さを見て、わが意を得たりとうれしくなった。
 
 プラマー、クレイグをはじめ、クリス・エバンス、ジェイミー・リー・カーティス、マイケル・シャノン、ドン・ジョンソン、トニ・コレットといった個性的な面々が、大邸宅という閉ざされた場所で織り成すドラマ内に、謎解きとユーモアを合体させた楽しさは、アガサ・クリスティや、日本でいえば横溝正史の探偵小説を映画化した諸作を連想させるものがある。クレイグたちはジョンソンのオリジナル脚本にほれ込んで出演を決めたという。

 
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