【映画コラム】ドキュメンタリーと劇映画を融合させた『アメリカン・アニマルズ』

2019年5月18日 / 17:23

 ちなみに、劇中で、彼らが参考にした映画として棚に並んだDVDのタイトルが映る。それは『ミニミニ大作戦』(69)、『華麗なる賭け』(68)、『スナッチ』(00)、『ユージュアル・サスペクツ』(95)、『ハートブルー』(91)、『ゲッタウェイ』(72)、『明日に向って撃て!』(69)、『スティング』(73)、『男の争い』(55)、『タイム・トゥ・ラン』(15)、『マッチスティック・メン』(03)、『ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー』(81)、『レザボア・ドッグス』。そして唯一映像が映るのがスタンリー・キューブリック監督の『現金に体を張れ』(56)だ。なかなか興味深いラインアップだが、これは監督自身が選んだものだという。(田中雄二)

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