【映画コラム】主要登場人物はたった1人のサスペンス劇『THE GUILTY/ギルティ』

2019年2月16日 / 16:24

 ところで、本作は、全てがパソコン画面で展開する『search/サーチ』(18)とともに、米サンダンス映画祭で観客賞を受賞したが、両作はユニークなアイデアと脚本の良さで勝負した小品の映画として共通するものがある。

 サンダンス映画祭の観客賞受賞作は、初期の『セックスと嘘とビデオテープ』(89)『ワン・カップ・オブ・コーヒー』(91)『ピクチャー・ブライド』(95)に始まり、最近も『セッションズ』(12)『フルートベール駅で』(13)『セッション』(14)と佳作ぞろい。この映画祭の観客賞は信頼に値する。(田中雄二)

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