エンターテインメント・ウェブマガジン
人魚の王子タリクと伝説の国の王女サラの愛と冒険の物語を通して「海と人との共生」を描く「プリンス・オブ・マーメイド~海と人がともに生きる~」。3度目の上演となる今回は、次世代を担う俳優たちが集結。主人公の王子タリク役は、俳優・市村正親の長男で、今作で舞台初主演を務める市村優汰と、「ホリプロ☆ネクストProduced by美男子図鑑」2022年グランプリ受賞の石原颯也がWキャストで挑む。ヒロイン役を、俳優・藤岡弘、の次女で大河ドラマ「どうする家康」にも出演し、注目を集めた天翔天音が務め、作品を盛り上げる。また、本作出演のG-Rocketsによる「海の不思議ダンスワークショップ」と、本作スーパーバイザーのお魚王子こと岸壁幼魚採集家・鈴木香里武氏による「海のスペシャリスト講演会」を劇場で同時開催。観劇とイベントを通して海への興味や関心を高め、親子で楽しみ、学び、考えるエデュケーショナル・エンターテインメントとなっている。「劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」の対象公演となっているため、18歳以下の子どもは無料招待、同伴する保護者等は半額でチケットを購入できる。
舞台は、8月8日~12日に都内・有楽町よみうりホールで上演。
トニー賞をはじめとした、世界各国の演劇賞を席巻したミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」は、日本では2017年に初演されて以降、再演を重ねている作品だ。2000年に上映された映画『リトル・ダンサー』をもとにしたミュージカルで、物語の舞台は1984年の英国。炭鉱不況にあえぐ北部の町ダラムで、数年前に母を亡くした少年・ビリーは炭鉱で働く父と兄、祖母と先行きの見えない毎日を送っていた。ある日、ビリーはバレエ教室のレッスンを偶然目にし、戸惑いながらもレッスンに参加するようになる。しかし、ビリーにたくましく育ってほしいとボクシングを習わせていた父は激怒し、バレエを辞めるように迫る。4年ぶりとなる今回の上演は、約1年にわたってバレエや演技、タップダンス、器械体操、歌唱などさまざまなレッスンを重ね、厳しいオーディションで選び抜かれた少年4名が主人公のビリー役に挑む。少年たちの熱い演技とダンスは必見だ。「劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」の招待はすでに受付枚数終了しているものの、東京公演では学生券、大阪公演ではU-25チケットを販売中だ。
公演は、7月27日~10月26日に東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)、11月9日~24日に大阪・SkyシアターMBSで上演。