「キズナ祭」でGENERATIONSと10代が「チカラノカギリ」をコラボ “校長”小森隼、約3年ぶりの開催に「心の底からやってよかった!」

2023年3月13日 / 17:16

 ブラスバンドに参加した生徒たちからも興奮の声が届いた。

 北海道から参加した女子生徒は「今大学1年で、1年ぶりの演奏。しかも大好きなGENERATIONSの皆さんと吹けたのが本当に幸せで…」と、感極まった様子で目を潤ませた。

 大分から参加したという男子生徒は「一生に一度の経験になりました」と話し、名古屋から参加した女子生徒も、「10代最後の機会に応募したことで、同じ世代の子や年下の子たちと仲良くなれた。本当にパワーをもらえたし、これ以上ない幸せを感じました」と語った。

 また、出身地は違うが、本プロジェクトをきっかけに知り合ったという3人は「昨日会ったばかりですが、これをきっかけで仲良くなれた。これからも友達として絆をつないでいきたい」と語った。

 他にも、トランペットを担当した都内高校の女子生徒は「GENERATIONSを前に演奏ができて、感動しました」とコメント。ファゴットを吹いた女子生徒も「緊張で指がカチコチになったけど、みんなで一緒に演奏ができて楽しかったです」と感想を伝えた。

 イベントの企画を担当したTOKYO FMの堀内宣典氏は、終演後のインタビューで、「すごく良かったです。うかつにも涙してしまいました。お客さんが入った中で、生徒たちもやり切ってくれてすごくいい演奏でした」と賛辞を送った。

 また堀内氏は、約3年ぶりのリアルイベント開催について、「今回は軽音楽部と吹奏楽部の両方を合わせて49人。しかも北海道から大分まで離れていて『練習はどうするのか?』『演奏が本当に成り立つのか』などといった不安もありました」と振り返りながらも、結果については、「大成功といっていいと思います」と胸を張った。

 同じくイベントの企画を担当したヤマハの小島高則氏も、「やっぱり声出し、リアルライブはいいなと実感しました」と笑顔を浮かべた。

 小島氏は「この3年間何もできなかった。卒業していく3年生、入学してくる1年生のために何かできないかとSCHOOL OF LOCK!の皆さんにご相談をして、お互いに共感し、企画して実現した感じです。このイベントが成功したという実感を次につなげていけたらと思います」と語った。

ブラスバンドとGENERATIONSのコラボ (C)「SCHOOL OF LOCK! 春の文化祭 キズナ祭 2023 supported by Yamaha」

 

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