【演劇コラム】大ヒット漫画原作から話題のシリーズまで…2020年上半期の注目2.5次元ミュージカル!

2019年12月31日 / 08:00

「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS」THE MUSICAL
 全世界で累計4000万超ダウンロードされた、スマートフォン向けRPG「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS」(FFBE)をミュージカル化。原作ゲームは、“新たなクリスタルの物語”をテーマにした、2人の騎士と1人の謎の少女の出会いから物語が始まり、次元を越えて伝説の英雄たちが登場することでも話題を呼んだ。その壮大な物語が、ミュージカル化することでどのように表現されるのか注目される。物語の主人公・レインを「7ORDER project」の一員でもある阿部顕嵐、ラスウェルを「ミュージカル『刀剣乱舞』 ~葵咲本紀~」明石国行役で知られる仲田博喜が務める。
 3月6日~15日、都内・天王洲 銀河劇場ほか、神戸で上演。

舞台「KING OF PRISM ―Shiny Rose Stars―」
 歌やダンス、ジャンップなどのパフォーマンスで観客をどれだけ魅了できるかを競う「プリズムショー」に挑む男子プリズムスタァたちの成長と輝きを描いた劇場版「KING OF PRISM by Pretty Rhythm」、劇場版「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」、そしてTVアニメシリーズ「KING OF PRISM ‐Shiny Seven Stars‐」を舞台化した、“キンプリ”の第2弾。本作の魅力は、キラキラしたその世界観。主人公・一条シン役の橋本祥平をはじめとした、キャストたちによる華やかな歌やダンス、そして原作を感じさせる芝居はもちろん、プロジェクションマッピングを多用した演出で、「プリズムショー」がまさに目の前で再現されているのを実感できる。
 2月20日~3月1日、都内・TOKYO DOME CITY HALLで上演。

「デスノート THE MUSICAL」
 15年にミュージカル化され、17年の再演では海外公演(台中公演)も成功させた本作。音楽を本場ブロードウェーの作曲家、フランク・ワイルドホーンが手掛け、演出に栗山民也を迎えて作り上げられた本作が、20年の公演では、オール新キャストで上演される。夜神月役はWキャストで村井良大と甲斐翔真、エル役は高橋颯、リューク役は横田栄司が担当。累計発行部数3000万部を誇る原作のミュージカル、さらに初演時から高い評価を得ている作品だけに、新キャストたちがどのようなステージを見せるのかに注目が集まる。
 1月20日~2月9日、都内・東京建物 Brillia HALL(豊島区芸術文化劇場)ほか、静岡、大阪、福岡で上演。

(嶋田真己)

「デスノート The Musical」(C)大場つぐみ・小畑健/集英社

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