【コラム】今年のアニメを振り返る 2018年アニメベスト10

2018年12月30日 / 12:00

 バラエティーに富んだアニメが話題となった2018年。独断と偏見で選んだテレビアニメベスト10をご紹介します。年末年始に、こたつの中で鑑賞してみてはいかがでしょうか。

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」

1. ヴァイオレット・エヴァーガーデン
2. ポプテピピック
3. SSSS.GRIDMAN(グリッドマン)
4. やがて君になる
5. 宇宙よりも遠い場所
6. はたらく細胞
7. ゾンビランドサガ
8. ハクメイとミコチ
9. 少女☆歌劇 レヴュースタァライト
10. ダーリン・イン・ザ・フランキス

 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、戦争の道具として扱われていた少女が、終戦後、亡き人に言われた言葉の意味を探しながら、自分の過去と向き合っていく物語。制作の京都アニメーションが技術の粋を凝らし、劇場アニメと見紛うほどの緻密な作画と、泣かせるストーリーで見る者を圧倒します。老若男女問わずに見てほしい作品です。

 打って変わって「ポプテピピック」は、怒濤(どとう)のパロディーが見どころの作品です。公式に「クソアニメ」を自称するだけあり、1話を前半・後半に分けて同じ映像を繰り返し流すなど、挑戦的な作風で、無駄に豪華な声優陣や、「このシーンはこの作品のこの部分が元ネタでは?」などとSNSでやり取りするのが楽しく、異様な盛り上がりを見せました。

 そして「SSSS.GRIDMAN(グリッドマン)」は、1993年に放送された特撮番組「電光超人グリッドマン」を基にしたアニメ作品です。往年の特撮やアニメを思い起こす数々の演出や、謎の多い世界観を考察する楽しさもあり、話題となりました。アニメ単体で見ても面白いですが、やはり「電光超人グリッドマン」を少しでも視聴してから見ると、「そういうことだったのか…」と、一層深い感動を味わえるのでお薦めです。

 以下、「やがて君になる」は、高校の生徒会を舞台に、一筋縄ではいかない女性同士の恋愛を描く物語。登場人物たちのすれ違う思いや独白がとても印象的で、感傷的な気分になれる作品です。

 「宇宙よりも遠い場所」は、それぞれの思いを胸に南極を目指す少女たちの青春物語。ストーリーもさることながら、南極観測の様子を忠実に再現したことも話題となりました。先だってニューヨーク・タイムズ紙が発表した「ベストTV 2018 インターナショナル部門」を受賞したことも記憶に新しい、骨太な作品です。

 「はたらく細胞」は、人体の中の細胞を擬人化し、体の仕組みを楽しく学べる作品で、子どもから大人まで幅広い層に支持されています。教育機関・医療施設の関係者向けに本作の素材を無償提供したことも話題となりました。

 
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