道重さゆみ、モーニング娘。卒業に涙  「モーニング娘。になるために生まれてきた」

2014年11月27日 / 14:34

「“かわいい”のピークを今日の卒業に合わせてきました」と道重さゆみ

 「モーニング娘。’14コンサートツアー秋 GIVE ME MORE LOVE ~道重さゆみ卒業記念スペシャル~」の最終公演が26日、神奈川県・横浜アリーナで開催された。

 2002年のオーディションで応募総数約1万4千人の中からモーニング娘。のメンバーに合格、加入した道重。「加入して何年かはソロパートが全然なく、私が必要とされているか分かりませんでした」とデビュー当時の思い出を語り「それでも『モーニング娘。が大好き』ということはぶれずにやってきました」と歴代最長となる12年の活動を振り返った。

 公演中に足を痛めるアクシデントがありながらも、全力のパフォーマンスでステージに立ち、後輩メンバーからお祝いの言葉を受けると涙する場面も。後輩メンバーに向け「今まで『見せたい景色がある』と言ってきましたが、(大勢の観客で満員となった)この景色を見せたかったんです。これが私にできる最後の恩返しです」とリーダーとして話し、「これからはもっともっと大きなステージに立てるようになってください」とエールを送った。

 アンコールでは1万2千人のファンがペンライトで道重のイメージカラーのピンクに会場を染め、さゆみコール。卒業後は無期限の休養を発表していることから、本当に最後の言葉として「さゆみよりも魅力的なアイドルはたくさんいるのに、大きな愛で支えてくれましたね。みんなに出会えてよかったです。サンキュ」とファンに感謝の思いを伝え、「私はモーニング娘。になるために生まれてきました。生まれてきてよかったと思いました。本当にどうもありがとうございました」と最後のステージを元気いっぱいに締めくくった。


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