坂本龍一が復興支援でピアノコンサート 「子どもたちがハッピーでいられる未来を」

2011年12月28日 / 14:43

 「一日も早く、みんなが集まって音楽をやってもらえるようにしたい」と子どもたちへの思いを語った坂本龍一 (c)KYODONEWS

 音楽家・坂本龍一のピアノソロコンサート「Playing the piano 2011~こどもの音楽再生基金のために~」が27日、東京・銀座のヤマハホールで開かれ、坂本がインタビューに応じた。

 坂本は、今年7月に全国楽器協会が設立した復興支援プロジェクト「スクール・ミュージック・リバイバル」の発起人の1人。同プロジェクトは、これまで被災地の幼稚園、小・中・高校1851校の被災した楽器の点検、修理などの活動をしてきたが、今回はその第2次活動として坂本がコンサートを開催した。

 銀座のヤマハホールで開かれたコンサートは、ヤマハの「リモートライブ」技術を活用して宮城県仙台市、福島県郡山市などの4会場でも生中継された。「リモートライブ」は実際にライブを行っている会場からインターネットを介して、いくつもの拠点に配信するもので、4会場に置かれたピアノの鍵盤はライブ会場で演奏された通りに動き、臨場感あふれるステージを楽しむことができる。

 坂本は音楽での復興支援にあたって「震災後、ある程度食べ物などが行き渡った後には、心の栄養が必要になるときが来ると思った。プロジェクトを立ち上げたのは7月だったが、僕の予想よりも早く被災地の方々が音楽を必要としていたと思う」と語った。

 この日のコンサートにはYMOのメンバーだった細野晴臣がゲスト出演。「戦場のメリークリスマス」や「美貌の青空」など14曲を披露した。アンコールでは坂本が「一命」、細野が「恋は桃色」を演奏。

 坂本は「顔は見えないが(ネットの)画面で鍵盤が動くのが見えるので、関心を持ってもらいやすく、子どもたちに喜んでもらえたのではないかと思う。子どもには未来がある。ハッピーでいられる未来であってほしい」と子どもたちへの思いを語った。

 「こどもの音楽再生基金」には音楽を通じての募金が寄せられており、坂本も「今後も2年~3年という長いスパンで支援を考えていきたい」と今後も音楽で支援していくことを約束した。


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