渡辺和貴「舞台では“優勝”します」　　ミュージカル「忍たま乱太郎」公開稽古

　（前列左から）布施勇弥、宮崎翔太、樋口裕太、（後列左から）小野一貴、安達勇人、渡辺和貴、荒牧慶彦、早乙女じょうじ、鷲尾修斗

　ミュージカル「忍たま乱太郎　第５弾再演～新たなる敵！～」の公開舞台稽古が２０日、東京都内で行われ、稽古後に出演者の渡辺和貴、荒牧慶彦、鷲尾修斗、早乙女じょうじほかが取材に応じた。

　本作は、放送２２年目を迎えたアニメ「忍たま乱太郎」のミュージカル版。今回は今年１月に上演された第５弾の再演となるが、内容は大幅に変更され、音楽も全１３曲中１０曲以上が刷新された。

　座長を務める渡辺は「僕たちも新作のつもりで挑み、全員で一から作り直しました」とアピール。また、今朝行われたサッカーのワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会の日本対ギリシャ戦に絡めて「試合は惜しくも引き分けたけど、舞台では勝てる。うまくいくと信じて頑張ります」と宣言した。

周囲のキャストから「ちょっと意味が分からない」と突っ込まれたが「そう自分に念を掛けて“優勝”します」と突っぱねて笑わせた。

　荒牧も「（試合で）攻めていたのは日本。最後まで諦めないその精神に学んで、僕らも全２１公演、千秋楽まで走っていきたい」と意気込みを語り、早乙女も「僕らもサムライグリーン、サムライパープルで頑張ります」と笑顔を見せた。

　舞台は２０日～７月６日、都内、東京ドームシティ　シアターＧロッソで上演。