前田敦子「ロシアロケは今までで一番大変だった」 尾上松也との交際質問には答えず

2014年1月13日 / 13:22

 黒沢清監督(左)と前田敦子

 映画『Seventh Code』の初日舞台あいさつが11日、東京都内で行われ、出演者の前田敦子と黒沢清監督が登壇した。

 本作は、前田の4枚目のシングル「セブンスコード」のミュージックビデオとして、黒沢監督がロシアのウラジオストクを舞台にしたオリジナルストーリーを書き下ろしたもの。

 昨年11月に開催されたローマ国際映画祭で最優秀監督賞と最優秀技術貢献賞を受賞したことを受け、都内のシネクイントほかで1週間限定で公開されることが決まった。

 前田は、ロシアでの撮影について「とても(スケジュールが)タイトだったし、気温の変化も激しくて、今までの撮影の中で一番大変だった」と語った。

 一方、黒沢監督は「なかなか太陽が沈まないのでついつい遅くまで撮影してしまった。(前田の演技は)やっぱり素晴らしかった。一番感激したのは歌のシーン。それまで役を演じていたのとはガラッと変わったプロのアイドルになり、それにはスタッフたちも“すごいものを見ちゃったな”という感じだった」と称賛した。

 前田は「監督が本当に優しくて、それが逆に私には厳しい環境だった。求められているものを自分自身で分析することがどんどんつらくなってきて、気持ち的にはぶつかったりもしたけれど、監督のために頑張ろうと思って乗り切った」と感謝の言葉を口にした。

 退場間際の前田に「(交際中と報じられている歌舞伎俳優の尾上)松也さんとの交際は順調ですか?」という質問が飛び、前田は笑顔を浮かべたが無言のまま会場を後にした。


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