樹木希林の毒舌がさく裂 映画「ツナグ」完成披露会見

2012年9月11日 / 20:28

 (前列左から)樹木希林、松坂桃李、(後列左から)平川雄一朗監督、大野いと、橋本愛、桐谷美玲、八千草薫、遠藤憲一

 映画「ツナグ」完成披露会見が11日、東京都内で行われ、松坂桃李、樹木希林、桐谷美玲、橋本愛、大野いと、遠藤憲一、八千草薫、平川雄一朗監督が登壇した。

 本作は、直木賞作家・辻村深月氏の吉川英治文学新人賞受賞作「ツナグ」が原作。死者との再会を望む人々と、その仲介を司る“使者(ツナグ)”として、他人の人生に深く関わっていく一人の少年の葛藤と成長を描いた物語。

 主人公のツナグを務める高校生・渋谷歩美を演じた松坂は「財産です。今後役者を10年、20年やって振り返ったときに、“ツナグという作品があったからこそ今の自分は生かされている”と思えるぐらい濃密な時間でした」と感慨深く語った。

 歩美の祖母であり “ツナグ”の師でもあるアイ子を演じた樹木は「監督が一番気を入れたのは3人のキレイな若い女性(橋本・大野・桐谷)の芝居のところだけなんですよ。粘って、粘ってあれはすごかったわね」と監督に毒づき、「でも、それだけ追い詰めてやったかいがあって若い人たちの芝居がドラマの見どころになってます」と若手の活躍を評価した。また、八千草、遠藤が演じた親子役についても「絶世の美女の八千草さんの息子がどうして遠藤さんなの? 遠藤さんがどうってことじゃないんですよ…。このキャスティングで成立するのかしら?」と毒舌をさく裂させ会場を沸かせた。

 タイトルに掛けて「最近では、樹木さん自身が“ツナグ”役割されてますね?」と振られると、「自分でツナいでいるんでなくて、人が言ってくるんで責任を感じてしゃべっているだけ。“ツナがされている”んです。でももうこの辺で」と語った。

 映画は、10月6日から全国東宝系にて公開。

 


芸能ニュースNEWS

近藤真彦が明治座に帰ってくる 豪華キャストで贈る“ハートフル学園エンターテインメント”の再演決定

舞台・ミュージカル2025年7月12日

 あの“学ラン姿のマッチ”が再び明治座に帰ってくる!  2025年の年末~2026年新春にかけて、東京・明治座で、近藤真彦が主演する舞台「Thank you very マッチ de SHOW『ギンギラ学園物語 新春!再びマッチでーす!』」を … 続きを読む

「愛の、がっこう。」“愛実”木村文乃が漢字を教えるシーンに反響 ラウールは「ホスト役がハマり過ぎ」「当たり役」

ドラマ2025年7月11日

 木村文乃が主演するドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)の第1話が、10日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、堅い家庭で育った真面目過ぎる高校教師・小川愛実(木村)と、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲル(ラウール)が出 … 続きを読む

吸血鬼×ピュアボーイのBL(ブラッディ・ラブ)コメディー Bloody Love 歌劇「ババンババンバンバンパイア」を9月に上演

舞台・ミュージカル2025年7月11日

 今年、TVアニメ化や映画化もされた話題の漫画『ババンババンバンバンパイア』が、今度は舞台化決定。Bloody Love 歌劇「ババンババンバンバンパイア」が、9月20日(土)~9月25日(木)まで東京・東京国際フォーラム ホールCで上演さ … 続きを読む

今秋上演するReading Musical「BEASTARS」episode 1のビジュアルを発表&原作・板垣巴留からのメッセージが到着

舞台・ミュージカル2025年7月11日

 今秋9月~10月にかけて東京と大阪で上演するメインビジュアルと全キャラクターのビジュアルが発表された。  板垣巴留原作の『BEASTARS』(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)は、「マンガ大賞 2018」第1位にはじまり、 主要 … 続きを読む

「ちはやふる-めぐり-」「めぐる(當真あみ)のこれからの成長が楽しみ」「千早(広瀬すず)や奏(上白石萌音)が顧問として登場するのが胸アツ」

ドラマ2025年7月10日

 「ちはやふる-めぐり-」(日本テレビ系)の第1話が、9日に放送された。  本作は、映画『ちはやふる』から10年後の世界を原作者・末次由紀氏と共に紡ぐオリジナルストーリー。競技かるたに青春を懸ける高校生たちの姿を熱く描く。(*以下、ネタバレ … 続きを読む

Willfriends

page top