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今週(2026年3月21日付)の米ビルボード・ソング・チャート“Billboard 200”は、ハリー・スタイルズの4枚目のソロ・スタジオ・アルバム『キス・オール・ザ・タイム. ディスコ、オケージョナリー.』が、今年最大の週間ユニット430,000を記録して1位に初登場した。
No.1デビューを飾ったハリー・スタイルズの『キス・オール・ザ・タイム. ディスコ、オケージョナリー.』は、前作『ハリーズ・ハウス』(2022年)から約4年ぶり、通算4作目のソロ・スタジオ・アルバムで、デビュー・アルバム『ハリー・スタイルズ』(2017年)、2ndアルバム『ファイン・ライン』(2019年)、3rdアルバム『ハリーズ・ハウス』に続く4作連続の初登場1位獲得という偉業を成し遂げた。
デビュー・アルバムから4作連続で初登場1位を獲得したのは、ラッパーの故DMXが『イッツ・ダーク・アンド・ヘル・イズ・ホット』(1998年)、『フレッシュ・オブ・マイ・フレッシュ、ブラッド・オブ・マイ・ブラッド』(1998年)、『アンド・ゼン・ゼア・ワズ・エックス』(1999年)、『ザ・グレイト・ディプレッション』(2001年)、『グランド・チャンプ』(2003年)で5作を達成したのに続く、史上2人目の男性ソロ・アーティストで、女性アーティストを含めると、アリシア・キーズが『ソングス・イン・A・マイナー』(2001年)、『ダイアリー・オブ・アリシア・キーズ』(2003年)、『アンプラグド』(2005年)、『アズ・アイ・アム』(2007年)で4作連続1位を獲得して以来の快挙となる。
2026年3月6日にリリースされた『キス・オール・ザ・タイム. ディスコ、オケージョナリー.』は、初週(2026年3月6日~12日)アルバム・セールスが291,000、ストリーミングによるアルバム換算ユニット(SEA)が138,500、トラックによる換算ユニット(TEA)は500を記録して、累計43,000ユニットを獲得した。
初週のオンデマンド公式ストリーミング再生数(全12曲)は1億4,031万回を記録して、ストリーミング・ソング・チャートで1位に初登場。アルバム・セールス・チャートでも首位デビューを果たし、通算4作目のNo.1タイトルを獲得した。
『キス・オール・ザ・タイム. ディスコ、オケージョナリー.』が初週で記録した430,000ユニットは、2026年のチャートにおける現時点での週間最高記録で、2025年10月18日付のチャートでテイラー・スウィフトの『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』(今週8位)が打ち出した4,002,000(史上最高記録)以来の週間最高ユニット数となる。また、男性ソロ・アーティストのアルバムとしては、2025年5月31日付のチャートでモーガン・ウォーレンの『アイム・ザ・プロブレム』(今週3位)が記録した493,000以来の週間最高ユニット数を達成した。
初週のセールス(291,000)は、7種類のアナログ盤(LPとオリジナルグッズを同梱したデラックス・ボックス・セットを含む)、6種類のCD(CDとオリジナルグッズを同梱した4種類のデラックス・ボックス・セットを含む)、カセットテープ、デジタル・ダウンロード・アルバムによって高記録を樹立した。これら全ての形態には、同じ12曲が収録されている。
今週記録した週間売上(291,000)は、テイラー・スウィフトの『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』が初週で記録した3,479,500以来の最高記録で、男性ソロ・アーティストとしては、2025年2月15日付のチャートでザ・ウィークエンドの『ハリー・アップ・トゥモロウ』が記録した359,000以来の週間最高売上を達成した。
セールスの合計291,000枚のうち、186,000枚がアナログ盤による売上枚数で、1991年にルミネイトが集計を開始して以来、男性アーティストによるアナログ盤の週間売上枚数の記録を塗り替えた。また、自身の記録としても前作『ハリーズ・ハウス』が初週で記録した182,000枚を上回り、最高記録を更新している。
1991年にルミネイトが集計を開始してからの記録としては、アナログ盤の週間売上枚数TOP6をテイラー・スウィフトの作品が占めていて、『キス・オール・ザ・タイム. ディスコ、オケージョナリー.』はそれに続く史上7番目の記録となる。なお、現時点で歴代最高週間売上を保持しているのは先述の『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』で、初週に1,334,000枚という大記録を打ち出した。
本作からは、リード・シングルの「アパーチャー」が2026年2月7日付のソング・チャート“Hot 100”でNo.1デビューを飾り、自身3曲目の首位を獲得した。同曲は、ストリーミング・ソング・チャートでも自身2曲目の首位を獲得した他、ポップ・エアプレイ・チャートとアダルト・ポップ・エアプレイ・チャートの両チャートでTOP10入りを果たしている。
先週のチャート(3月14日付)で1位に初登場したブルーノ・マーズの『ザ・ロマンティック』(80,000ユニット/前週比57%減少)は今週2位にランクダウンして、モーガン・ウォーレンの『アイム・ザ・プロブレム』(76,000ユニット/前週比1%増加)は3位をキープ。バッド・バニーの『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』(67,000ユニット/13%減少)は2位から4位、ドン・トリヴァーの『オクタン』(60,000ユニット/前週比9%減少)は4位から5位に順位を下げている。
先週5位にランクインしていたオリヴィア・ディーンの『ジ・アート・オブ・ラヴィング』(58,000ユニット/前週比2%減少)は今週6位に、ミーガン・モロニーの『Cloud 9』(40,000ユニット/前週比27%減少)も6位から7位に後退して、先週9位にランクインしていたテイラー・スウィフトの『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』(39,000ユニット/前週比8%減少)は8位に上昇。モーガン・ウォーレンの前作『ワン・シング・アット・ア・タイム』(37,000ユニット/前週比3%増加)は前週の14位から9位、シザの『SOS』(36,000ユニット/前週比2%減少)も12位から10位に、それぞれTOP10復帰を果たした。
Text: 本家 一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートは3月19日以降掲載予定となります。
◎【Billboard 200】トップ10
1位『キス・オール・ザ・タイム. ディスコ、オケージョナリー.』ハリー・スタイルズ
2位『ザ・ロマンティック』ブルーノ・マーズ
3位『アイム・ザ・プロブレム』モーガン・ウォーレン
4位『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』バッド・バニー
5位『オクタン』ドン・トリヴァー
6位『ジ・アート・オブ・ラヴィング』オリヴィア・ディーン
7位『Cloud 9』ミーガン・モロニー
8位『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』テイラー・スウィフト
9位『ワン・シング・アット・ア・タイム』モーガン・ウォーレン
10位『SOS』シザ
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