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[Alexandros]の川上洋平が、2ndエッセイ『次幕』の刊行を記念したお渡し会イベントを12月25日に東京・SHIBUYA TSUTAYA 8階で開催、イベント前にメディア向けフォトセッション・質疑応答に登壇した。
本書には中国・成都で撮影された撮りおろしカットが多数収録されており、川上の音楽制作の裏側やライブに対するこだわり、バンドメンバーやファンとの関係など、これまで語られてこなかった部分が赤裸々に綴られている。「ロックバンドとしてデビューして、ありがたいことに15年間走り続けることができているんですけど、40代にさしかかるところで、改めて自分の正体を知りたくなったんです。これまでは、自分は何が好きで何をやりたいのかをあまり考えずに音楽を作ってきたんですけど、これからの40年、残りの人生は、もう少し深く見つめてから自分の作品に取りかかろうと思っています」と、人生の岐路に立ったタイミングにこのエッセイのテーマが決まったようだ。
タイトルについては、「映画が好きで“字幕”にちなんでいます。あと、“自分の解説”という意味合いも込めて、このタイトルにしました。これから何をしたいのか、どこに向かっていくのかを探究するために“次”の当て字をしました」と説明。「ここまでさらけ出したのは初めてだと思います」と話すほど、“今の川上洋平”を深く感じられる本書を、川上はどんな方に読んでもらいたいのだろうか。「自分の人生に不満はないんだけど満足はしていない方に手に取ってもらいたいです。意外と、ロックバンドのボーカルも同じことを考えてることがわかると思うし、職種が違っても通ずるものがあると思います。川上洋平や[Alexandros]を知らなくても、仕事をする上でどういう気持ちでいるべきか、どう人生を全うすればいいのかを考えるきっかけになってくれたらいいなと思ってます」と、自身の経験を共有することで、誰かに手を差し伸べることも念頭にあるという。
印象的なエピソードを聞かれた川上は「12月発売ということで今着ているこの冬物のセットアップで撮影したのですが、(9月の撮影で)とても暑かったです。あと、芸能人も通う有名な占い師に占ってもらったら、来年運気が上がると言われました。今年じゃないんだっていう(笑)」と中国・成都での思い出をシェア。「走り抜けた今年を一文字で表すなら?」という問いには、「まさに“次”ですね。来年のほうが、運気がいいらしいんで(笑)。あと、『次幕』というタイトルに合わせて、“次”を選びます」と冗談を飛ばし、取材陣を笑わせた。
[Alexandros]は先日、15周年を締めくくるアニバーサリー・ライブを終えたばかり。初代ドラマーの石川博基、デビュー後に加入した庄村聡泰、庄村の勇退後に加入した現ドラマーのリアド偉武の3名がドラムセッションするというサプライズは、ファンのみならずメンバーたちの心も熱くさせた。
「バンドが産声を上げたのは2001年で、キャリアとしてはすごく長いんですけど、その頃に一緒にやっていたドラマー、デビューしてから入ってくれたドラマー、そして今のドラマーの3人が叩いているのを俯瞰することができて、ちょっとグッときました」と当日を振り返る川上。ちなみに、メンバーたちには昨日のリハーサル現場で特典カレンダーと一緒に本書を渡したという。
川上は来年1月30日公開の映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』の挿入歌「ENDROLL」をSennaRinと担当。バンドとしては、4月から7年ぶりのファンクラブ会員限定ライブツアー【ACCESS ALL AREA】、6月からライブハウスツアー【YOU ARE WELCOME TOUR】、10月31日と11月1日に主催フェス【[Alexandros] presents THIS FES ’26 in Sagamihara】の開催を発表している。
Text by Mariko Ikitake
Photos by Yuma Totsuka
◎リリース情報
[Alexandros]川上洋平エッセイ『次幕』(宝島社)
2025/12/25 RELEASE
1,870円(tax in.)
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