バッド・バニー、ICEの強制捜査を懸念し米国ツアーを回避「とても心配していた」

2025年9月11日 / 15:10

 現地時間7月11日に地元プエルトリコのコリセオで幕を開けたバッド・バニーの30公演に及ぶ【No Me Quiero Ir de Aquí】レジデンシー公演は、世界中からファンを呼び寄せ、島を夏のホットスポットに変え、観光と経済を活性化させている。

 9月14日の千秋楽を終えた後、このプエルトリコ出身のアーティストは、11月にドミニカ共和国から【DeBÍ TiRAR MáS FOToS】ワールドツアーを正式に開始し、秋から2026年夏にかけて、ラテンアメリカ、ヨーロッパ、アジアを巡る予定だ。

 驚くべきことに、アメリカの日程は含まれていない。その主な理由は「心配」のようだ

 英i-D誌のインタビューで彼は、「アメリカに行かなかったのには多くの理由があるが、そのどれも憎しみからではない。僕はこれまでアメリカも米国で公演してきた。すべて成功だったし、すべて素晴らしかった。アメリカに住むラティーノとつながることはとても楽しかった」

 「ただ、特にここプエルトリコでのレジデンシーに関しては、ここはアメリカの未編入領だから……アメリカからも人々は来られる。アメリカに住むラティーノやプエルトリコ人もここに来られるし、世界のどこへでも行ける。でも問題は、ICE(移民税関執行局)がコンサート会場の外にいるかもしれない、ということだった。それについて僕たちは話し合い、とても心配していたんだ」と語った。

 今年初め、バッド・バニーは、トランプ政権によるICEの強制捜査を非難するアーティストたちの動きに加わった。彼が6月17日にインスタグラム・ストーリーズに投稿した、プエルトリコで行われたICEの強制捜査の映像では、「あの野郎どもはあの数台の車、RAV4にいる。あいつらはここに来た……あのクソ野郎ども、人々を放っておいて仕事を続けさせてやるべきだ」と、ある声が叫んでいた。

 【DeBÍ TiRAR MáS FOToS】ツアーは、今年メキシコ・メキシコシティでの公演で年内の日程を締めくくり、来年1月にコロンビアで再開される予定だ。また、このツアーはバッド・バニーにとって初めてオーストラリア、ブラジル、日本で公演を行うものとなる。


音楽ニュースMUSIC NEWS

トラヴィス・ケルシー、婚約者テイラー・スウィフトの振り付けで歴史的なタッチダウンの喜び表現

洋楽2025年10月29日

 現地時間2025年10月27日に行われたNFLのカンザスシティ・チーフス対ワシントン・コマンダーズ戦で、トラヴィス・ケルシーが喜びのダンスを披露したのには、大きな理由があった。観客席にはテイラー・スウィフトの姿もあった。  この日、タイト … 続きを読む

ザ・ストランベラス、夢を抱き続けることの痛みと美しさを込めたEP『Burning Bridges Into Dust』配信

洋楽2025年10月29日

 カナダのオルタナティブ・ロック・バンド、ザ・ストランベラスが、最新EP『Burning Bridges Into Dust』をリリースした。  プロデュースを手がけたのは、【グラミー賞】ノミネート経歴を持つチャッド・コペリン。ザ・ストラン … 続きを読む

セレーナ・ゴメス、主演ドラマ『マーダーズ・イン・ビルディング』シーズン6更新を発表「ロンドンに行くみたい」

洋楽2025年10月29日

 ドラマ『マーダーズ・イン・ビルディング』のキャストが、海を渡って英ロンドンへ向かうことが決まった。現地時間2025年10月28日、ドラマのシーズン6制作が決定し、主演のセレーナ・ゴメスによると、新シーズンの舞台はロンドンになるそうだ。   … 続きを読む

マライア・キャリー、ホリデー・シーズンに向けて恒例の投稿「まだよ」

洋楽2025年10月29日

 現地時間2025年10月28日、マライア・キャリーが、公式SNSに投稿したユーモラスな動画で、まだクリスマスには早いとファンに念押しした。  長年にわたり、マライアはそのアイコニックなホイッスル・ボイスで「It’s time( … 続きを読む

鈴華ゆう子(和楽器バンド)、ソロ・ニューALよりHIROKI(ORANGE RANGE)とのコラボ曲のリリックビデオ公開

J-POP2025年10月29日

 鈴華ゆう子(和楽器バンド)が、本日10月29日発売のソロ・ニューアルバム『SAMURAI DIVA』より、HIROKI(ORANGE RANGE)とのコラボレーション楽曲「The Battle of the Monkey and the … 続きを読む

Willfriends

page top