<レポート>IS:SUE、REBORNと絆深めた初ファンコン【2024 1ST IS:SUE ASSEMBLE – WE ARE IS:SUE】初日

2024年11月15日 / 19:30

 サバイバル・オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』発のガールズグループ・IS:SUE(イッシュ)が、11月13日・14日に初のファンコンサート【2024 1ST IS:SUE ASSEMBLE – WE ARE IS:SUE】を開催した。ここでは13日公演をレポート。神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールを盛り上げた熱いパフォーマンス、ファンとの絆が感じられたトークの模様をお届けする。

 2024年6月19日に誕生したIS:SUE。デビューから約5か月あまりにもかかわらず、会場にはファン“REBORN(リボン)”が大勢押し寄せており、その高い人気がうかがえた。さらに開演直後、白い衣装に身を包んだNANO、YUUKI、RINOのシルエットがステージ上に見えると、観客席のボルテージは最高潮に。デビューシングル『1st IS:SUE』のリード曲「CONNECT」のイントロでメンバーから上がった「ARE YOU READY?」の声に、割れんばかりの大歓声が飛び交う。

 今回披露された同曲のパフォーマンスは、ダンスブレイク部分がアップデートされた特別バージョン。3人が魅せるそれぞれ違ったスタイルのソロダンスが、彼女たちの多彩な個性を一見して伝えた。

 オープニング・ステージ後は、トークセッションへ突入。先ほどまでの気迫あふれる表情とは一変、いっぱいに埋められた広い会場をしみじみと温かいまなざしで見渡していた3人。遂に果たしたREBORNとの“ASSEMBLE(集合)”に、YUUKIは「すごい……」、RINOは「本当に幸せ」、NANOは「今日は2024年で一番の思い出を作っていきましょう!」と、思いの丈を口にした。

 そしてお休みのため今回は参加できなかったメンバーのRINについて、YUUKIがコメント。「本当に残念なんですけど」と語りつつ「RINのぶんまでしっかりがんばっていきたいと思うので、みなさん一緒に盛り上がっていきましょう!」と勢いづけた。

 続いて、イベントはメンバーたちの近況を報告する「Report of IS:SUE ASSEMBLE」、メンバーのスキルアップしたことを披露する「Level Up」、そして同日発売されたばかりの2ndシングル『Welcome Strangers ~2nd IS:SUE~』ビハインド紹介と、3つのコーナーが展開。「Level Up」では、RINOがアカペラで「ENDLESS STORY」(原曲歌手・伊藤由奈)を、NANOは流暢な韓国語を、YUUKIが即興フリーダンスを披露するなど、ここでしか見られない貴重な姿も。

 「ドキドキする!」と言いつつ心から楽しそうにトークを進め、時にはコメントで会場を大爆笑の渦に巻き込んでいた3人。新人とは思えないスムーズで安定した進行から、高いトークスキルを実感したとともに、それはREBORNたちに囲まれた幸せな空間が作り出す安心感からであるようにも思えた。

 その後はパフォーマンス・パートへ。このたび初披露となった2ndシングル収録曲「Butterfly」では、優美で気高い曲調に合ったエレガントなダンスと歌声にオーディエンスもうっとり。続く「THE FLASH GIRL」では、シックでクールな黒の装いとなったメンバーがアグレッシブなビートに乗せて、エネルギッシュに歌い踊る。たった2曲で真逆の世界観を体現する彼女たちの表現力に、改めて驚かされた。

 再びのトークでは、2ndシングル収録の「Tiny Step」とかけて、2025年中に叶えたい“小さな目標”を一人ずつ発表する場面が。RINOは「4人で絶対、ドライブするぞ!」、YUUKIは「4人で絶対、流しそうめんするぞ!」そしてNANOは「4人で絶対、ディズニーランドへ行くぞ!」と声高に宣言。全員が「4人で」と強調しながら掲げた目標に、会場中からあたたかく大きな拍手が送られた。

 トークセッションの締めくくり、NANOから「実は今日、REBORNのみなさんのためにカバー曲を用意しています」と告げられたあとに歌われたのは、なんと「蝶々結び」(原曲歌手・Aimer)。3人の美しいユニゾンに乗って聴こえてくる〈結ばれたんじゃなく結んだんだ/二人で「せーの」で引っ張ったんだ〉という歌詞が、「“異種”として生まれ変わり誕生したIS:SUEとファンをつなぐリボン」というファンネームに込められる意味、IS:SUEとREBORNの絆に重なって聴こえた。

 さらに、メンバーへのインタビューをもとに制作された歌詞が心を打つ爽快なR&Bナンバー「STATIC」のASSEMBLE ver、YUUKIがラップ作詞に参加したアクロバティックな振り付けも見どころの「Breaking Thru the Line」で本編は閉幕。

 IS:SUEを呼ぶ大歓声にこたえてスタートしたアンコールでは、メンバー一人ひとりが客席を練り歩きながら「Tiny Step」を歌う、うれしいサプライズも。ステージへと戻った3人は「みんなとの距離が近すぎて、ちょっと焦っちゃった!」とドキドキの表情を浮かべつつうれしそうな表情。

 記念撮影を経て、ラストソングは「THE FLASH GIRL」。一回目の披露と異なり、大きく手を振りつつファンの顔をじっくりと眺め、別れを惜しんでいる様子の彼女たちが印象的だった。

 最後のMCで「今日のパフォーマンスは、RINちゃんの気持ちを背負ってのパフォーマンスでした。4人でパフォーマンスできる日が絶対にくるので、そのときまで待っていてくださったらうれしいです!」(RINO)とのコメントもあったが、この日会場にいたREBORNは、そんなメンバーの気持ちに応えてくれるだろう。そう思えるほど、IS:SUE初のファンコンサートは幸せな空気にあふれていて、これからの4人が届けてくれる表現をよりいっそう楽しみにさせてくれた。

Text by 菅原史稀
(C)LAPONE GIRLS

◎リリース情報
『Welcome Strangers ~2nd IS:SUE~』
2024/11/13 RELEASE


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