松たか子、得意は早食い、早着替え 「大人の生きづらさを描いた」と西川監督

2012年6月28日 / 22:45

 西川美和監督(右)に「どの女優さんと共演していても楽しそうでした」と暴露された阿部サダヲ(左)、松たか子

 映画「夢売るふたり」の完成披露試写会が28日、東京都内で行われ、主演の松たか子、阿部サダヲ、西川美和監督が登場した。

 「ゆれる」や「ディア・ドクター」を手掛けた西川監督が、オリジナル脚本で描く。本作は、小料理屋を営む夫婦が、店を火災で失ったことから、再出発に必要な資金を稼ぐため、2人で結婚詐欺に手を染めていくというもの。妻の里子役を松たか子、夫の貫也役を阿部サダヲが演じる。

 初共演の松について阿部は「会う前は、完璧な欠点のない女優さんだと思っていました。でも、実際は普通だし、さっきも松さん、舞台登場前にこけてヒールが脱げかかっていました。“普通の感じより下でもいい”って感じの、素晴らしい女優さんでしたね」と語り、会場の笑いを誘った。

 また、撮影中のエピソードについて、西川監督が「松さんはおそばが大好きでいつも食べていた。何人ものスタッフが『俺、松さんとそば食べに行った』って自慢していました。しかも松さん、食べるの早いんですよ」と明かすと、阿部も「(現場の)入りも早いし、着替えるのも“歌舞伎か?”ってぐらい早い」と話し、松の意外な特技が明かされた。

 西川監督は「女性の生き方がどんどん多様化して、それだけに悩みも複雑になってきている。そういう大人の女性の生きづらさを描きたかった」と作品に懸ける思いを明かした。

映画は9月8日から新宿ピカデリーほか全国ロードショー。


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