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現地時間2023年9月9日、ビースティ・ボーイズのメンバーであるマイク・D(マイク・ダイアモンド)とアドロック(アダム・ホロヴィッツ)が、米ニューヨークのロウアー・イースト・サイドに誕生するビースティ・ボーイズ・スクエアの除幕式に出席する。
プレス・リリースによると、【ロックの殿堂】入りしたラップ・トリオの存命中のメンバーたちが、NY市議会議員のChris Marteとともに、ラドロー通りとエセックス通りの間に位置するリヴィングトン通りの角で正午から行われる祝賀イベントに参加する。当日、Jon Bless HiFi SystemによるゲストDJセットも行われる予定だ。
今回ラドロー通りとリヴィングトン通りの角が、トリオが1989年にリリースしたサンプル満載の2ndスタジオ・アルバム『ポールズ・ブティック』のジャケット写真にちなんで、ビースティ・ボーイズ・スクエアに改名される。ビースティ・ボーイズは、2012年に癌のため47歳で亡くなった3人目のメンバーMCA(アダム・ヤウク)の17歳の誕生日に米NYで結成された。ハードコア・パンク期を経てリリースした、ヒップホップ・デビュー作『ライセンスト・トゥ・イル』は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位を獲得した初のラップ・アルバムとなった。
ダスト・ブラザーズがプロデュースした2ndアルバム『ポールズ・ブティック』は、100以上のサンプルが強烈に絡み合う画期的な作品で、当時商業的には不発に終わったものの、現在ではサンプリング手法の可能性を提示した初期のヒップホップの草分け的存在として評価されている。使用されたサンプリングは、無名のジャズから有名曲まで多岐にわたり、ローズ・ロイス、アフリカ・バンバータ、ポール・マッカートニー、ピンク・フロイド、カーティス・メイフィールド、カーティス・ブロウ、タワー・オブ・パワー、パブリック・エネミー、イーグルス、ロギンス&メッシーナ、ザ・ビートルズ、カメオ、ディープ・パープル、ジョニー・キャッシュ、ジミ・ヘンドリックスなどの作品が含まれている。
さらに、米LAでレコーディングされたこのアルバムには、ラモーンズ、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、グリニッジ・ヴィレッジ、クリスティ・ストリート、Dトレイン、エド・コッチ、ニックス、ヤンキース、シェイ・スタジアム、パラディアム、フィル・リズート、アトランティック・アンティック、ニューヨーク・ポスト、エル・ディアリオ、バーナード・ゲッツ、ブロードウェイ、ジャジー・ジェイ、バッド・ブレインズなど米NYを代表する人物、場所、伝統が数多く引用されている。
ビースティ・ボーイズ・スクエアのお披露目は、ヒップホップ50周年を祝う1年間を通した行事の一環として開催される。これに伴い、Apple Original映画『ビースティ・ボーイズ・ストーリー』の映画館初上映が、グリニッジ・ヴィレッジのIFCセンターで9月8日と9日の午後9時と11時半に行われる。また、9月7日にSiriusXMが、チャンネル105のビースティ・ボーイズ・チャンネルをリニューアルする。
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