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現地時間2022年5月15日に米ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで開催された【2022 ビルボード・ミュージック・アワード】(BBMAs)で、メアリー・J.ブライジに<アイコン賞>が授与された。自身も<アイコン賞>受賞者であるジャネット・ジャクソンからその栄誉を与えられたブライジは、長年の出世と心の正直さに触れた受賞スピーチを行い、終始喝采を浴び続けた。
ステージ上でジャネットは、「メアリー・J.ブライジは真実の代弁者です」と語り、ブライジを紛れもないアイコンと表現しつつ、「彼女の作品は、いつも私たちに安らぎを与えてくれました。私のことやあなたのことを歌っているからです」と続けた。ブライジがステージに上がる前に、クイーン・ラティファ、ミッシー・エリオット、H.E.R.などのアーティストも、録画されたモンタージュでお祝いの言葉を述べた。
輝かしいキャリアを30年以上積んできたブライジは、着実に上昇するための努力と試行錯誤について語った。彼女は、「今の世の中では、アイコンとは生まれつきのものだと思われているようです。一夜にして伝説になると。ですが、そんなことは全くないのです」と述べた。
ブライジは、個人的な苦痛や心痛を通じ、「神がその感情や経験を自分の音楽に注ぐのを助けてくれました」と詩的に語り、当時メインストリームから広く見放されていたヒップホップ・シーンで頭角を現した自身のキャリアについて語った。彼女は、「私はゲットー・ファビュラスでしたし、今もそうです。人々はそのことに脅威を感じていました。今は誰もがゲットー・ファビュラスになりたがっています」と述べ、盛大な拍手を浴びた。
ブライジが“兄貴”と表現した今年の【BBMAs】のホストであるディディや、最近の【スーパーボウル】のハーフタイム・ショーへの出演を依頼したドクター・ドレーとジミー・アイオヴィーンなど、友人、家族、支援者の長いリストに感謝を述べる前に、彼女は自身の最大のヒット曲を再文脈化する台詞を放った。「私の音楽のメッセージは常に、私たちは苦難の中で一人ではない、ということです。私はついに“本当の愛”(real love)を見つけ、その本当の愛とは私のことだったのです」と彼女は述べた。
ブライジは11人目の【BBMAs】<アイコン賞>受賞者となった。米ビルボード・チャートで優秀な成績を収め、音楽そのものに不滅の足跡を残した優れたアーティストに贈られるこの賞の過去の受賞者は、ニール・ダイアモンド、スティーヴィー・ワンダー、故プリンス、ジェニファー・ロペス、セリーヌ・ディオン、シェール、マライア・キャリー、ガース・ブルックス、ピンク、そしてジャネット・ジャクソンだ。
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