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出棺前の様子
16日に急性心不全のため、63歳で亡くなった歌手の西城秀樹さんの告別式が26日、東京都内の青山葬儀所で営まれ、関係者、ファンなど合わせて1万人以上が参列し、西城さんに最後の別れを告げた。
西城さんと共に「新御三家」として一世を風靡(ふうび)した野口五郎と郷ひろみが弔事を読み上げた。
郷は「これが僕から秀樹に送る、最初で最後の手紙になります」と語り出すと、「新御三家」として共に熱く駆け抜けた日々を振り返った。
2年前に、雑誌の対談企画で、久々に「新御三家」で集まったのが、西城さんに会った最後だったといい、「あの時、対談の中で『ここまで、歌を続けてきたのだから、感謝の気持ちを持ってこれからも歌い続けていこう』と、そう締めくくったにも関わらず、秀樹は天国に行ってしまった…。本当に残念です」と思いを語った。
続けて「秀樹のことを兄貴というふうに思っていた」と振り返った郷は「まず最初にデビューした五郎が長男で、秀樹が次男、僕が三男…。その思いは今でも変わっていません。これからも秀樹の背中を見て、心の中でそう思いながら、ずっと歌を歌い続けていきたい」と言葉に力を込めると、「今まで本当にありがとう。そして安らかに眠ってください」と遺影に呼び掛けた。
出棺前には、西城さんの妻・美紀さんが、葬儀場に詰めかけた大勢のファンの前で喪主あいさつを行った。「倒れました先月25日まで、50周年を目指してハードなリハビリに励むことができましたのも、ファンの皆さま、関係者並びにスタッフの皆さまのおかげだと心より感謝申し上げます。ファンの皆さんからのお手紙には、秀樹さんはもちろん、家族一同、幾度となく力づけられてまいりました。どうか、秀樹さんを忘れないでいてください」と語りながら声を震わせた。
棺には、家族の写真、美紀さんと3人の子どもからの手紙、次男が昔、西城さんにプレゼントした帽子、西城さんが大好きだったゴルフのグローブが納められたという。
会場では、名曲「青春に賭けよう」が流れ、大ヒット曲「YOUNG MAN(Y.M.C.A)」では、ファンも涙ながらにポーズを取り、「ブルースカイ ブルー」が流れる中で出棺が行われた。最後は、ファンによる“ヒデキ・コール”や、「ヒデキ、ありがとう!!」といった感謝の言葉が、響き渡った。
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