西城秀樹さんの告別式に1万人が参列 郷ひろみ「秀樹は天国に行ってしまった」

2018年5月26日 / 17:23

出棺前の様子

 16日に急性心不全のため、63歳で亡くなった歌手の西城秀樹さんの告別式が26日、東京都内の青山葬儀所で営まれ、関係者、ファンなど合わせて1万人以上が参列し、西城さんに最後の別れを告げた。

 西城さんと共に「新御三家」として一世を風靡(ふうび)した野口五郎と郷ひろみが弔事を読み上げた。

 郷は「これが僕から秀樹に送る、最初で最後の手紙になります」と語り出すと、「新御三家」として共に熱く駆け抜けた日々を振り返った。

 2年前に、雑誌の対談企画で、久々に「新御三家」で集まったのが、西城さんに会った最後だったといい、「あの時、対談の中で『ここまで、歌を続けてきたのだから、感謝の気持ちを持ってこれからも歌い続けていこう』と、そう締めくくったにも関わらず、秀樹は天国に行ってしまった…。本当に残念です」と思いを語った。

 続けて「秀樹のことを兄貴というふうに思っていた」と振り返った郷は「まず最初にデビューした五郎が長男で、秀樹が次男、僕が三男…。その思いは今でも変わっていません。これからも秀樹の背中を見て、心の中でそう思いながら、ずっと歌を歌い続けていきたい」と言葉に力を込めると、「今まで本当にありがとう。そして安らかに眠ってください」と遺影に呼び掛けた。

 出棺前には、西城さんの妻・美紀さんが、葬儀場に詰めかけた大勢のファンの前で喪主あいさつを行った。「倒れました先月25日まで、50周年を目指してハードなリハビリに励むことができましたのも、ファンの皆さま、関係者並びにスタッフの皆さまのおかげだと心より感謝申し上げます。ファンの皆さんからのお手紙には、秀樹さんはもちろん、家族一同、幾度となく力づけられてまいりました。どうか、秀樹さんを忘れないでいてください」と語りながら声を震わせた。

 棺には、家族の写真、美紀さんと3人の子どもからの手紙、次男が昔、西城さんにプレゼントした帽子、西城さんが大好きだったゴルフのグローブが納められたという。

 会場では、名曲「青春に賭けよう」が流れ、大ヒット曲「YOUNG MAN(Y.M.C.A)」では、ファンも涙ながらにポーズを取り、「ブルースカイ ブルー」が流れる中で出棺が行われた。最後は、ファンによる“ヒデキ・コール”や、「ヒデキ、ありがとう!!」といった感謝の言葉が、響き渡った。

故西城秀樹さんの棺を運ぶ野口五郎(左前)や遺族、関係者たち


芸能ニュースNEWS

「スティンガース 警視庁おとり捜査検証室」「スティンガースの皆ありがとう。また皆に会いたい」「チームも新たなスタートを切ったし ぜひとも続編をやってほしい」

ドラマ2025年10月1日

 「スティンガース 警視庁おとり捜査検証室」(フジテレビ系)の第11話(最終話)が、30日に放送された。  本作は、日本ではまだ制度としての確立も曖昧な“おとり捜査”に真正面から挑む、警視庁内の異端チーム・通称“スティンガース”の活躍を描く … 続きを読む

音楽朗読劇「VOICARION」シリーズ10周年記念 2026年2月から一挙7演目の上演が決定

舞台・ミュージカル2025年9月29日

 2016年に、東京の日比谷・シアタークリエで初演の幕を開けた「VOICARION」(ヴォイサリオン)。劇作家・演出家の藤沢文翁と東宝がタッグを組んで贈る、役者がマイクの前に立ち、台本を持って演じる、朗読スタイルの舞台シリーズ。  一流の演 … 続きを読む

橋本将生、初主演ドラマは「timeleszを背負って頑張りたい」 恒松祐里と共に“自身の二面性”を明かす

ドラマ2025年9月28日

 10月期の新ドラマ「ひと夏の共犯者」の記者会見が東京都内で行われ、出演者の橋本将生(timelesz)と恒松祐里が登場した。  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松)と夢のような同居生活を送るうちに、彼 … 続きを読む

ミュージカル「愛の不時着」がついに大阪上陸 韓国人キャストにより公演が決定

舞台・ミュージカル2025年9月26日

 大ヒットミュージカルがついに大阪に上陸。12月6日(土)~12月14日(日)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで、韓国人キャストにより、ミュージカル「愛の不時着」を上演する。  韓国を代表するスタジオドラゴンが … 続きを読む

川島如恵留の初単独主演舞台「すべての幸運を⼿にした男」 全キャストが決定&キービジュアルを解禁

舞台・ミュージカル2025年9月26日

 Travis Japanの川島如恵留が初単独主演する舞台「すべての幸運を⼿にした男」が、11⽉14⽇(⾦)~12⽉2⽇(⽕)まで、東京・東京グローブ座で上演される。  本作は世界を代表する劇作家アーサー・ミラーによる戯曲で、1944年ニュ … 続きを読む

Willfriends

page top