市川海老蔵、新作歌舞伎で目力を封印! 5歳の娘の“大人”対応に感心

2016年11月28日 / 20:08

座頭市を演じる市川海老蔵

 「六本木歌舞伎 第二弾」の制作発表会が28日、東京都内で行われ、出演者の市川海老蔵、寺島しのぶ、演出の三池崇史監督が出席した。

 本作は、盲目の侠客が驚異的な抜刀術で悪人を成敗する時代劇「座頭市」を、リリー・フランキーが新解釈で脚色し、三池監督が色づけした新作歌舞伎。海老蔵が眼力を封印し、寺島と22年ぶりにタッグを組む。

 海老蔵は、中村勘三郎が勝新太郎やビートたけしと飲んだ時に、勝が主演した『座頭市』シリーズについて、たけしが「俺が『2』をやってやるよ」と言い、勘三郎が「じゃあ俺が『3』をするよ」と言ったという話を聞き、「いいなと思った」という。

 たけしは2003年の映画化で約束を果たしており、勘三郎亡き後、海老蔵は自分がその言葉を受け継ぎ、実現させることに「うれしいですよ」と感無量の面持ちを見せた。

 盲目の役については「目をつぶって芝居をしたことがないので、目を封印した時に何が出てくるかは僕にとって発見だし、周りが何かを言ってくれるはずなので、それを自分のステップアップにつなげたい。目に見えない世界だからこそ、見える世界、静けさを表現したい」とアピールした。

 囲み取材で、ブログを見た記者から「(妻の)麻央さんと洋服を買いに行きましたね?」と質問された海老蔵は「買いに行きましたけど、結局買わずに娘と三人で散歩して帰りました」と回答。今後の治療について妻と話し合ったことも報告した。

 「僕は知らなかったんですが、娘が麻央の耳元で『パパには何も言わないで。パパはママのこと愛しているから(病気や治療について)何も余計なことを言わないのよ』と言ったと聞きました」と打ち明け、「(5歳ながら)なかなか大人。僕より年上の感じ」と娘の言動に感心していた。

 舞台は2017年2月4日~20日まで、都内、EXシアター六本木で上演。

(左から)寺島しのぶ、市川海老蔵、三池崇史監督

(左から)寺島しのぶ、市川海老蔵、三池崇史監督


芸能ニュースNEWS

夏本番! USJでびしょぬれ祭典が開幕 伊藤沙莉も水噴射で笑顔

イベント2025年7月1日

 俳優の伊藤沙莉が6月30日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)に登場した。びしょぬれ必至の夏イベント「NO LIMIT!クール・サマー」の開幕セレモニーでウォーターシューターを手に来場者と水を噴射しあい、「びちょびちょにな … 続きを読む

“怪談”をテーマにしたリアルイベントを開催 平野綾×佐藤流司、藤原紀⾹×平野良で朗読

舞台・ミュージカル2025年6月30日

 今年の夏も記録的な猛暑が続く予報。暑い夏を少しでも涼しく過ごすのに最適なイベントがやってくる。  近年、YouTubeや配信番組などが多数制作されるなど、ブームを⾒せている“怪談”。今回、その“怪談”をテーマにした⼤型リアルイベント「To … 続きを読む

本田翼、志田未来、岩瀬洋志、増子敦貴が異色ラブコメディーに挑戦 本田「恋愛の中に人としての大切なことが描かれている」

ドラマ2025年6月30日

 火ドラ★イレブン「北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。」(カンテレ・フジテレビ系・7月1日より毎週火曜よる11時放送)の取材会が行われ、出演者の本田翼、志田未来、岩瀬洋志、増子敦貴がドラマの見どころを語った。 … 続きを読む

手塚治虫原作、演出・栗山民也、主演・坂本昌行のミュージカル 「ブラック・ジャック」が開幕

舞台・ミュージカル2025年6月28日

 手塚治虫の不朽の名作を演出・栗山民也、主演・坂本昌行で贈るミュージカル「ブラック・ジャック」が、6月28日(土)に東京・文京区のIMM THEATERで開幕。初日前日の27日(金)にフォトコールと取材会が行われた。  1973年「週刊少年 … 続きを読む

「波うららかに、めおと日和」「3カ月間ずっと2人に『夢中』だった」「何げない日常の小さな幸せを大切にしようと思った」

ドラマ2025年6月27日

 「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ系)の第10話(最終話)が、26日に放送された。  本作は、西香はち氏の同名コミックを原作に、昭和11年を舞台に、突然舞い込んだ縁談から帝国海軍に所属する江端瀧昌(本田響矢)と交際ゼロ日婚したなつ美 … 続きを読む

Willfriends

page top