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映画『L-エル-』の初日舞台あいさつが25日、東京都内で行われ、出演者の広瀬アリス、古川雄輝、下山天監督が登壇した。
本作は、人気のロックアーティストAcid Black Cherryのコンセプトアルバムを映画化。
波乱の人生を送った“エル”の少女時代から老年までを演じた広瀬は「まだおばあちゃんになったことがないので、それが一番(演じるのが)大変でした」と苦笑い。「特殊メークも18時間付けていて…。待っている古川さんも大変でした」と撮影の苦労を振り返った。
一方、古川は、エルを一途に思い続けるオヴェス役を演じた。前回の完成披露で「お互いにせりふ以外は交わしていない」と微妙な関係性を明かしたが、司会者から「その後、取材を一緒に受ける中で親交は深まった?」と尋ねられると、「はい」と自信なさげに返答。隣で無言のままうつむく広瀬に「何か言いましょうよ!」と突っ込みを入れて、会場の笑いを誘った。
それでも古川は「ついさっきは(僕の)ジャケットに触れていただけました」と切り出し、「『なんか(ジャケット)短いけど間違えて切っちゃったの?』とか。『これ糸、出てるよ』とか。そういうデザインなんですけど」と広瀬の“ファッションいじり”を再現。
広瀬も「『ベルトの長さ、間違えちゃったの?』とか、そういう感じの会話はしました。距離ですか? 前回の舞台あいさつよりかは縮まったと思います」とほほ笑んだ。
またこの日は、サプライズでAcid Black Cherryのyasuが登壇。yasuから花束を受け取った広瀬は「泣きそう…」と感激した様子で、yasuからの温かいメッセージに聞き入った。
yasuの降壇後、広瀬は「びっくりしたー!『来ない』って聞いていて『へぇ、何で?』と思っていたけどうれしいです」と声を弾ませると、「今日、初めて『エル』のお話が聞けました。現場にいらっしゃった時は、ただただお互いに好きな漫画の話をして終わっちゃったので。(大ファンの)お兄ちゃんに自慢します!」と喜びを口にした。