広瀬すず「笑顔の演技を難しく感じている」 『ちはやふる』の舞台あいさつにはかま姿で登場

2016年3月19日 / 15:16

主人公の千早を演じた広瀬すず(左)と野村周平

 映画『ちはやふる―上の句―』の初日舞台あいさつが19日、東京都内で行われ、出演者の広瀬すず、野村周平、真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、小泉徳宏監督が登壇した。

 本作は、競技かるたをテーマにした末次由紀氏の人気コミックを映画化した青春物語。広瀬が演じる主人公の千早と仲間たちが、全国大会を目標に活動する姿を描く。

 今や大人気女優となった広瀬だが、本作への出演が決まった時は、まだCMなどが話題になり始めたばかりの新人女優だった。小泉監督は、そんな広瀬との初対面を「昨年の2月ごろで、何を言っているのか分からないぐらいの小さな声でしゃべる女の子でした」と振り返り、元気な千早役との差に「一瞬(主演女優を)見誤ったかと思ったこともありました」と驚きの事実を語った。

 とはいえ、小泉監督は撮影初日に広瀬が見せた演技を「突然、千早のようにはじけた芝居をして、本物の女優だと安心しました」と振り返り、その後も撮影中の広瀬の成長ぶりを語り、目を細めた。

 これに対して広瀬は「1年前は現場であれほどテンション高く話すことが初めてで、初めて監督にお会いした時には『大丈夫かな?』と心配されました」と語り、「なので、そう思っていただけるのはすごくうれしいです」と小泉監督の太鼓判に大喜びの笑顔を見せた。

 また広瀬は、フレッシュなキャストがそろった現場を「こんなに仲が良くて大丈夫かなと不安に思うぐらい仲良くさせていただいて、助けてもらった部分が多かったです」とコメント。

 広瀬は「笑顔の演技を難しく感じている」と明かしたが、本作では「本当にリアルにできたと感じられた瞬間がたくさんあって、こんな監督は初めてだなって思うこともありました」と撮影を楽しそうに振り返った。

 映画『ちはやふる―上の句―』は3月19日、『ちはやふる―下の句―』は4月29日から二部作連続公開。

(左から)真剣佑、広瀬すず、野村周平

(左から)真剣佑、広瀬すず、野村周平


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「舞台っぽいドラマだけど慣れてくるとどハマりする」「小さな声でしかせりふが読めないトニー(市原隼人)に持っていかれた」

ドラマ2025年10月16日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第3話が、15日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌の記者“日向子”の奮闘に「胸が打たれた」 「大きな事件の真相を暴く話になりそうで楽しみ」

ドラマ2025年10月15日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第2話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

長尾謙杜&山田杏奈、ティーンのお悩みに胸キュン 『恋に至る病』公開直前!ティーン限定お悩み相談会

映画2025年10月15日

 長尾謙杜(なにわ男子)と山田杏奈が10月14日、都内で行われた映画『恋に至る病』公開直前イベントに出席し、ティーン限定のお悩み相談会を実施した。  本作は、TikTokで200万回再生を超える大反響を呼んだ作家・斜線堂有紀による衝撃の恋愛 … 続きを読む

「娘の命」“レイコ”齊藤京子の斬新な復讐劇に反響 「突然の“タイタニックごっこ”は元気が出た」

ドラマ2025年10月15日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第2話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあ、あんたが作ってみろよ」“勝男”竹内涼真の演技に爆笑 「肌着姿&顆粒だしが最高」「憎めなくてかわいい」

ドラマ2025年10月15日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第2話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

Willfriends

page top