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岡田准一に鋭くつっこんだ榮倉奈々
映画『図書館戦争 THE LAST MISSION』の初日舞台あいさつが10日、東京都内で行われ、出演者の岡田准一、榮倉奈々、田中圭、福士蒼汰、土屋太鳳、松坂桃李、栗山千明、石坂浩二と佐藤信介監督が出席した。
この日の舞台あいさつは会場の600席に対して3万7000人からの応募があり、60倍以上の倍率となった。主人公・堂上篤を演じる岡田は「初日を迎えられ、監督をはじめともに戦ってきた仲間とここに立てることをうれしく思っています。うれしい反面、緊張もしている日に、こうして見てくださった皆さんの顔が見えるととても満足してくれたのかなと思います」と客席からの大拍手に応えた。
完成した作品を一番乗りで観賞したという福士は「最後のところで大号泣してしまって、岡田さんや田中さんにすぐメールを送りました」と振り返った。榮倉は「前回も今回も(岡田さんと)試写を隣同士で見なければいけなくて、いじめかと思う緊張感でした」とつぶやき、岡田は「それは聞き捨てならない。いいじゃないですか」と苦笑を浮かべた。
2013年に公開された『図書館戦争』の続編となる今回の作品では、劇中で堂上&笠原郁(榮倉)、小牧幹久(田中)&中澤毬江(土屋)、手塚光(福士)&柴崎麻子(栗山)の3組のカップルの恋模様も描かれる。
それまでキャスト陣のトークにマイクを通さず地声で茶々を入れるなど率先して楽しげに会話を繰り広げていた岡田だったが、“堂郁”カップルの話題を振られた瞬間に榮倉から「なんですぐマイクを降ろすんですか!」とつっこまれるほど分かりやすい反応を示した。
榮倉は「不器用な2人は可愛いですが、原作の小説のように皆さんに共感してもらえるように演じるのは難しいですよね」と和やかに語ったものの、岡田は「原作もアニメも堂上はグイグイいっているんです。それがちょっと……。(郁と)うまくいったら次はどうするんですかとよく聞かれるけど、相当ハードルが高い」と次回作への期待を込めるも弱気な言動で笑いを誘った。
また、キャスト陣は客席後方から通路を通って舞台に登壇したが、8月に転倒し、右すねを複雑骨折して全治2カ月と診断されていた栗山は福士にエスコートされステージ袖から登場。ステージ上では支えを借りることなく自身の足でしっかり立ち、「今日ここに皆さんと一緒に立てるかとても心配な日々でした。福士君に支えていただきながらこの壇上に上がれてほっとしていますし、うれしく思っています」と笑顔で元気な姿を見せていた。
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