ピース又吉の芥川賞受賞にお祝いコメント 綾部「大先生、おめでとうございます」

2015年7月17日 / 11:15

 日本文学振興会が主催する第153回芥川賞、直木賞の選考会が16日、東京都内で開かれ、お笑いコンビ、ピースの又吉直樹の「火花」が芥川賞を受賞した。

 今年1月、「文學界」2月号に掲載されたときから話題となり、同誌を史上初の大増刷へと導いたという「火花」。単行本は現在64万部を発行、売れない芸人・徳永と師として仰ぐべき先輩・神谷が、笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩む魂の交流を描く。

 又吉と同じくよしもとクリエイティブエージェンシーに所属する芸人からは、お祝いのコメントが寄せられた。桂文枝は「『火花』を読んで感動しました。本当によかったです。私も創作落語を250作以上作りましたが、又吉くんは才能にあふれています。漫才師でこんなに文才がある人はよしもと100年の歴史でも初めてではないかと思います」として、「今後は創作落語を書いてほしいですね。『火花』は落語にしにくいです(笑)」と期待を寄せた。

 コンビを組む綾部祐二は「大先生、芥川賞おめでとうございます。これで本格的にアシスタントになる覚悟ができました。これからも宜しくお願い致します」と述べた。

 また、又吉と同居生活を送っているパンサーの向井慧は「又吉さんと出会って8年程、僕の中で又吉さんは、尊敬する先輩でありながら、友達のような感覚もあり、最近ではお父さんというよりもお母さんのような存在です。あまりに距離が近すぎて忘れそうになりますが、あらためてすごい人だったんだと思い出させていただきました」と賞賛。もう一人の同居人、ジューシーズの児玉智洋も「おめでとうございます。今夜はすき焼き作って待ってるね」とコメントした。

 ほか、芥川賞には羽田圭介氏の「スクラップ・アンド・ビルド」、直木賞には 東山彰良氏の「流」が決定した。


芸能ニュースNEWS

「クジャクのダンス」最終話 “遠藤親子”の再会シーンに反響 「ボロ泣きした」「“友哉”成田凌の少年時代が想像できた」

ドラマ2025年3月31日

 広瀬すずが主演するドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」(TBS系)の最終話が、28日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された娘・山下心麦(広瀬)が、遺された手紙を手掛かりに真相に迫る … 続きを読む

「相続探偵」「きれいにすっきり圧巻の最終回だった」「『また会おう』いつかまた3人の姿が見られますように」

ドラマ2025年3月30日

 「相続探偵」(日本テレビ系)の第10話(最終回)が、29日に放送された。  本作は、くせ者だが頭の切れる相続探偵・灰江七生(赤楚衛二)が、個性豊かな仲間たちと共に、痛快に、時に大真面目に事件を解き明かす、爽快感あふれる相続ミステリー。(* … 続きを読む

阿部寛、多部未華子、道枝駿佑ら新ドラマのキャストが集結 永野芽郁は「昨日1人でお花見をしました」と近況報告

ドラマ2025年3月30日

 「TBS DRAMA COLLECTION 2025 Spring」が29日、東京都内で行われ、この春スタートする日曜劇場「キャスター」の阿部寛、永野芽郁、道枝駿佑、岡部たかし、火曜ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」の多部未華 … 続きを読む

寺西拓人、“国民の元カレ”呼びに「すごい遊び人みたい」 「面白がってくれるのはありがたい」

舞台・ミュージカル2025年3月28日

 ミュージカル「ダンス オブ ヴァンパイア」製作発表が28日、東京都内で行われ、出演者の山口祐一郎、城田優、フランク莉奈、中村麗乃、太田基裕、寺西拓人、演出の山田和也が登壇した。  本作は、ロマン・ポランスキー監督のカルトムービー『吸血鬼』 … 続きを読む

「未ル わたしのみらい」先行試写会 5つのエピソードを異なる監督・制作スタジオが手がけるオリジナルアニメ

アニメ2025年3月28日

 オリジナルテレビアニメ「未ル わたしのみらい」の先行試写会が27日、東京都内で行われ、製作・プロデュースを務めたヤンマーホールディングスの長屋明浩取締役CBOが登壇した。  本作は、現状を変えるべく葛藤しながらも、ロボット・MIRU(ミル … 続きを読む

Willfriends

page top