エンターテインメント・ウェブマガジン
ほぼ週刊映画コラム2024年6月13日
『ディア・ファミリー』(6月14日公開) 1970年代。小さな町工場を経営する坪井宣政(大泉洋)と妻・陽子(菅野美穂)の三女の佳美(福本莉子)は生まれつき心臓疾患を抱え、余命10年を宣告される。 どこの医療機関でも治すことができないという厳しい現実を突き・・・続きを読む
ほぼ週刊映画コラム2021年12月16日
「デュポンの工場からの廃棄物で土地が汚染され、190頭もの牛が病死した」。農場主のウィルバー・テナント(ビル・キャンプ)の悲痛な訴えから始まった、米ウエストバージニア州のコミュニティを蝕む環境汚染問題。弁護士のロブ・ビロット(マーク・ラファロ)が10数年にわ・・・続きを読む
ほぼ週刊映画コラム2019年8月3日
ヘイトクライム(憎悪犯罪)の被害に遭い、障害を負いながらも、独自の世界観で写したフィギュアの写真で認められたマーク・ホーガンキャンプ(スティーブ・カレル)が、創作活動を通して回復していく姿を実話を基に描いた『マーウェン』が公開中だ。タイトルはマークがミ・・・続きを読む
ほぼ週刊映画コラム2019年4月15日
音楽ライターの父とドラッグ依存症だった息子が、それぞれの視点から書いたノンフィクションを映画化した『ビューティフル・ボーイ』が公開中だ。 父親役をスティーブ・カレル、息子役をティモシー・シャラメが演じている。若手俳優の有望株のシャラメは・・・続きを読む
ほぼ週刊映画コラム2017年5月6日
御年81歳の名匠ウディ・アレンの最新作『カフェ・ソサエティ』が公開された。今回は監督、脚本のほかにナレーションもアレンが担当し、名ストーリーテラーの本領を遺憾なく発揮している。 舞台は1930年代。ニューヨークに住む平凡なユダヤ人の青年ボビー(ジェシー・アイ・・・続きを読む
ほぼ週刊映画コラム2015年2月28日
23日(現地時間22日)に行われた「第87回アカデミー賞授賞式」では、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が作品賞のほか、監督賞(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ)、脚本賞、撮影賞を受賞した。 だが興味深かったのは、今年も候補作の・・・続きを読む
TOPICS2013年9月21日
映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』の初日舞台あいさつが21日、東京都内で行われ、日本語吹き替え版の声優を務めた笑福亭鶴瓶、芦田愛菜、中島美嘉、中井貴一ほかが登壇した。 シリーズ第2弾の本作は、前作で三姉妹の父親となった元怪盗のグルー(鶴瓶)が、何者・・・続きを読む