三田村邦彦、「アニー」で頭をそる 「もう60歳。いまさらどうでもいい」

2014年4月25日 / 17:51

 (前列左から)アニー役の國分亜沙妃と吉井乃歌、浅香唯、(後列左から)甲斐まり恵、生田智子、三田村邦彦、松田賢二

 ミュージカル「アニー」の公開リハーサルが25日、東京都内で行われ、出演者の國分亜沙妃、吉井乃歌、三田村邦彦、浅香唯、生田智子、松田賢二、甲斐まり恵が取材に応じた。

 本作は、1930年代の米ニューヨークを舞台に、児童養護施設で生活する主人公のアニーが、どんな逆境にも負けず前向きに生きていこうとする姿を描く。日本での上演は29年目を迎え、國分と吉井は、約9千人の応募者の中からオーディションでアニー役を射止めた。

 リハーサルを終えた國分は「今日は緊張して声が出なかったところもあったけど夢の舞台に出られてうれしい」と笑顔を見せ、吉井も「最後まで楽しくやっていけたら」と26日から始まる公演への意気込みを語った。

 また、髪をそって役に挑む三田村は「髪をそったのは初めて。何が不便かというと夜寝られない。朝、電気カミソリでそっても夜にはちょっと伸びているので、枕の上で寝返りを打ったときにジョリジョリ耳元で引っ掛かって目が覚めちゃう」と語り、ため息を漏らした。

 「2、3日前にそった時は自分で言うのも変だけど意外と普通だった」という三田村。「今後の仕事はどうする?」と尋ねられると「どうにもならないから、かつらを発注した方がいいのかな」と苦笑。「二枚目俳優のイメージを覆すことにためらいはなかった?」と問われると「もう私、60(歳)ですもん。いまさらどうでもいいかな」と答えた。

 舞台は26日~5月11日、都内、こどもの城 青山劇場での上演を皮切りに、全国5都市で公演予定。


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