石川さゆり、坂本冬美が紅白リハで“能登半島への思い

2024年12月29日 / 18:39

石川さゆり(左)、坂本冬美

 大みそか放送の「第75回NHK紅白歌合戦」の音合わせ・リハーサルが29日、東京都内のNHKで行われ、出演者の石川さゆり、坂本冬美ほかが取材会に登場した。

 坂本は、今年1月の能登半島地震、9月の豪雨で大きな被害を受けた輪島市から生中継で楽曲「能登はいらんかいね」を歌唱し、復興への願いを届ける。

 能登への思いを聞かれた坂本は、「大みそかの紅白といえば家族で楽しむ番組。去年は紅白の翌日にあのような地震が起きてしまって、みんなが楽しみにしているお正月が、これから毎年、あの悲しい地震を思い出すと思うんです。皆さまに悲しみだけではなくて、また一から頑張ろうと思っていただけるような、そういった気持ちを歌に乗せてお届けできれば。心が届けられる歌が歌えたらと思っています」と語った。

 21年ぶりに紅白歌合戦で楽曲「能登半島」を歌唱する石川は、「今年は能登半島の大変な地震が元旦にあって、日本中で豪雨があって災害が多い年だったので、皆さんの心にしっかりと歌や音楽が元気を届けられるように、そんな思いで務めさせれていただければ」とコメント。

 石川自身が被災地を訪れるなど、能登半島を支援する活動を行っていることにも触れ、「来年こそ、みんなが大きな笑顔になれる、そんな年になるように歌いたい」と思いを言葉にした。

「第75回NHK紅白歌合戦」の音合わせ・リハーサル中の石川さゆり


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