原田美枝子、息子役の菅田将暉は「大きな人」 撮影中は「大変過ぎて普通の会話もできなかった」

2022年8月23日 / 19:28

百日紅(さるすべり)の前で写真撮影を行った菅田将暉(左)と原田美枝子 (C)エンタメOVO

 映画『百花』大ヒット祈願イベントが23日、東京都内で行われ、出演者の菅田将暉と原田美枝子が出席した。

 本作は、『君の名は。』などのヒット作をプロデュースしてきた川村元気氏が、実体験を基にした同名小説を、自ら監督を務めて映画化。

 認知症で記憶を失っていく母・百合子を原田、そんな母親と向き合うことで母との思い出をよみがえらせていく息子の泉を菅田が演じる。

 この日は、浅草寺の本堂で、大ヒットを祈願。さらに国の重要文化財に指定されている伝法院で祈願報告会を行った。

 ヒット祈願を終えた菅田は「気持ちよかったです。じっと目を閉じて音を聞いているとスーッと溶けていくような。癒やされました」とコメント。

 原田も「本当に穏やかな静かな気持ちになれました」と笑顔を見せた。

 川村監督の撮影は、ワンカットの長回しスタイルで実施されたという。

 原田は「大変でした。やはり数秒間だけ集中するのと(長回しで)3分、5分と集中するのは全然違う。単に芝居を埋めていくのではなく、監督はその奥の奥にある“香り”まで引き出そうとされていたので、それを理解するまでは、なかなかOKが出なくて」と明かした。

 また、現場では役のままを心掛けたため、「大変過ぎて、菅田くんと普通の会話ができる状態ではなかった」という原田。

 「最近のキャンペーンで、みんなをギュッとまとめる姿を見て、大きな人なんだなって。『よかった、この人と仕事をして』と1年たって気付きました」と語った。

 菅田は「『いい人』と言ってもらえてよかったです」と笑いながら、「原田さんはインタビューでの発言も、現場の監督に対する言葉の強さも変わらない。一つ一つ責任を持って行動される姿に、後輩としてしびれました」と伝えた。

 また、「もし互いが実際の親子だったら?」と尋ねられた菅田は「『オカン』って呼べるかな~」と照れ笑い。

 原田は「長男という感じがするよね。お兄ちゃんという感じ」と菅田の印象を語った。

 映画は9月9日から公開。

 


関連ニュースRELATED NEWS

芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」事件班が総出で“連続不審死事件”の真相に迫る 「ニコちゃんが優し過ぎて怪しい」「まだまだ謎が多い」

ドラマ2025年12月3日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛は最強過ぎるモンスター 「レイコは勝てるのか」「優奈の夫とはどういう関係?」

ドラマ2025年12月3日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む

「新東京水上警察」“碇”佐藤隆太、“礼子”山下美月の好意に気付く!? 「碇さん、自分に向けられる好意には鈍い系?」

ドラマ2025年12月3日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫 … 続きを読む

「じゃあつく」ラストの“勝男”竹内涼真の思いに反響 「今なら最強のカップル」「ハッピーエンドになってほしい」

ドラマ2025年12月3日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「来た! 岡田将生の闇落ち演技」「すごみが増してきた。もう“ちょっとだけ”どころじゃない」

ドラマ2025年12月3日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第7話が、2日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子氏 … 続きを読む

Willfriends

page top