宮沢りえ、藤子不二雄(A)氏をお祝い 「きょうは『あびちゃん』を封印してたのに…」

2018年10月19日 / 10:46

宮沢りえ(左)と漫画家・藤子不二雄(A)氏

 女優の宮沢りえが18日、東京都内で行われた、漫画家・藤子不二雄(A)氏の展覧会「藤子不二雄(A)展 -(A)の変コレクション-」のオープニングセレモニーに特別ゲストとして登場した。

 『忍者ハットリくん』『怪物くん』『笑ゥせぇるすまん』などを生み出した藤子不二雄(A)氏の奇妙な世界を、生原稿や映像と共に紹介する本展。お祝いに駆け付けた宮沢は、「先生の世界観、レジェンドの証を見ることができてとっても幸せな時間でした」感想を伝え、藤子氏に花束を手渡した。

 2人の関係については、藤子氏が「何十年も前からお付き合いがあって、僕が(宮沢さんの)応援団長を務めている。毎年4月の(宮沢の)誕生日会では僕が必ず最初にあいさつするという非常に光栄な役目を負ってるの」とうれしそうに説明した。また「普段は『りえちゃん』と『(本名の安孫子素雄にちなんだ)あびちゃん』って呼び合っています」と明かすと、宮沢は、「きょうは『あびちゃん』を封印して『先生』とお呼びしてたのに…」と照れ笑い。藤子氏も「びっくりしました。『先生』なんて呼ばれたのは初めてだから」と笑っていた。

 宮沢は「子どものころに『笑ゥせぇるすまん』に世の中の善と悪を教えてもらった気がする。哲学なども詰まっていて、今読んでもとってもシュールで面白いんです」とその魅力を語り、「良いものは時代を超えても劣化しない、とってもキラキラしているもの。それを皆さんにも感じてもらいたい」と笑顔で呼び掛けた。

 現在84歳の藤子氏は、新たな連載の可能性を問われると「4年前に病気をして一度全部連載をやめた。しばらく描かないと面倒くさくなってね。ものすごく体力がいるけど、今はそれがない」とコメント。一方で「今は一週間に2回ぐらいゴルフをする優雅な生活ですよ。僕は終活ではなく老活。老いてもますます元気に生きる、そういうフレーズを自分に課しているの。人間、好奇心を持ってなきゃ駄目だから」と健康の秘訣を語っていた。

 本展は、10月19日~2019年1月6日、六本木ヒルズ展望台 東京シティビューで開催。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「最後は皆に帰ってきてほしい」「話がとっ散らかったままどんどん膨らんでいく」

ドラマ2025年11月13日

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第7話が、12日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」“日向子”奥山葵がインタビューの現場で動揺 「イケメン実業家が連続不審死事件の犯人!?」「思わず叫んだ」

ドラマ2025年11月12日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「娘の命」“彩”香音の娘の誕生日会が衝撃の展開に 「新堂家の闇が深過ぎる」「DNA鑑定の結果が気になる」

ドラマ2025年11月12日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

吉田栄作が「ハングリー・ハート」を弾き語りで披露 『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』公開直前イベント

映画2025年11月12日

 映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』公開直前プレミアイベントが11日、東京都内で行われ、俳優の吉田栄作が登壇した。本作は、ロック歌手ブルース・スプリングスティーンの若き日の苦悩を描く。  名曲「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」を … 続きを読む

「じゃあつく」“勝男”竹内涼真が小籠包を手作りする姿に「リスペクト」の声 「“鮎美”夏帆と小籠包を食べるシーンは泣いた」「ヨリを戻してほしい」

ドラマ2025年11月12日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

Willfriends

page top