瑛太、売れない役者だったころを回想 「百円ショップでキャベツだけ買って…」

2017年10月14日 / 15:22

(左から)武正晴監督、黒潮“イケメン”二郎、佐藤江梨子、瑛太、武尊

 映画『リングサイド・ストーリー』の初日舞台あいさつが14日、東京都内で行われ、出演者の佐藤江梨子、瑛太、武尊、黒潮“イケメン”二郎、武正晴監督が登壇した。

 本作は、夢だけがデカい典型的なダメ男(瑛太)と彼を支える健気な女(佐藤)が繰り広げるファイト・ラブコメディー。

 劇中で、売れない役者・村上ヒデオを演じた瑛太は、最初のあいさつで「命懸けで演じました」と並々ならぬ思いを吐露。自分の過去を思い出しながらヒデオを演じたそうで「僕も俳優ですが、仕事が来ない頃は、百円ショップでキャベツだけを買って食べていた時期もある。(自分も)オーディションに行ったら、突拍子もないことしてやろうとか、絶対に他のやつとは違うことをやってやる! という気持ちで取り組んでいたので、ヒデオには共感できる部分もある」と当時を振り返った。

 さらに「ヒデオが『俳優は“人に非ず”って書くんだよ』と言ってますが、道徳観とかそういうことを完全に無視しちゃって、崖から飛び降りるような勇気、覚悟で生きていくというか」と役者の気構えを明かした瑛太。撮影を通して「原点回帰できた」としみじみし、「やっぱり予定調和じゃつまらない。ただのお仕事にしたくない。挑戦し続けたいという思いを改めてヒデオに感じさせてもらった」と語った。

 また、映画の内容にちなみ「今後の夢」「特別な景色」を尋ねられた瑛太は「夢はこの作品が評価されて、欲を言えば、作品賞などを頂きたい。それが一番欲しいです。特別な景色は今ですかね。撮影はすごく過酷なことがありながらも楽しかった。みんなと精いっぱい愛情を注いで作ったので、皆さんに届けられることがうれしい」と熱く語った。

 最後のあいさつでも「武監督の前作『百円の恋』はたくさんの称賛を得た作品ですが、僕は『リングサイド・ストーリー』はそれを超えたと思っています」とアピール。本作の鑑賞に際し、(新宿武蔵野館では)役者、あるいは役者を目指している人は千円で鑑賞できる「(自称)役者割引」が設定されているが「安藤サクラ、この映画を役者割引で見に来い!」と『百円の恋』の主演女優を名指しして、会場を盛り上げた。

映画『リングサイド・ストーリー』への熱い思いを語った瑛太


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