臼田あさ美、12年ぶり共演オダギリジョーにメロメロ 一瞬で出演者やスタッフたちをとりこに

2017年10月11日 / 10:16

舞台あいさつに出席した、(左から)冨永昌敬監督、太賀、臼田あさ美、オダギリジョー

 映画『南瓜とマヨネーズ』完成披露上映会が10日、東京都内で行われ、出演者の臼田あさ美、太賀、オダギリジョーと冨永昌敬監督が出席した。

 本作は、魚喃キリコ氏の代表作を映画化。夢を追いかけるミュージシャン志望の恋人・せいいち(太賀)と自由奔放で女好きな元カレ・ハギオ(オダギリ)の2つの恋に揺れる女性・ツチダ(臼田)の切ない恋模様と、もろく崩れやすい日常の大切さをリアルに描き出す。

 臼田は「最初に監督から映画化のお話をいただいたのが今から3年以上前。去年やっと撮影があって、やっとここにたどり着いた」とファンを前に感慨深げ。冨永監督は「かなりフライング気味に臼田さんに伝わってしまい…。臼田さんじゃないとこの映画は成り立たなかったので」と苦笑交じりに裏事情を明かした。オダギリは、『パビリオン山椒魚』以来、11年ぶりに冨永監督作品への参加で、「監督とは同い年で同級生的な感覚」と出演を喜んだ。

 オダギリと12年ぶりの共演という臼田。「オダギリさんがハギオとして現場に現れたとき、私だけじゃなくて女性スタッフも男性スタッフも皆、『これはせいちゃん(太賀)負けたね』という感じだった」と一瞬でその場の全員をとりこにしたことを明かし、「あれよあれよとペースを持っていかれちゃってどうしたら…という気持ちを味わった」。太賀も「言うなれば恋敵。牙をむいていようと思ったけど、いざ対面すると懐にすっぽり入ってしまった」と大絶賛。オダギリは「そんなたいした芝居はしていないのに。お食事にでも連れて行ってあげたい気持ち」と照れまくっていた。

 映画は11月11日から新宿武蔵野館ほか全国ロードショー。


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