ムッシュかまやつさんお別れ会に1000人参列 ザ・スパイダース10年ぶりに再結成

2017年5月2日 / 18:34

ギターをイメージした故ムッシュかまやつさんの祭壇

 すい臓がんのため3月1日に亡くなったムッシュかまやつさん(享年78)のお別れ会が2日、東京都内で営まれ、発起人に名を連ねた田辺エージェンシー代表取締役社長の田邉昭知氏、堺正章、井上順、井上堯之、大野克夫、加藤充、吉田拓郎、松任谷由実、武部聡志、森山良子のほか芸能関係者ら1000人が参列した。

 祭壇には、赤いバラと白いカーネーションで作られた、かまやつさん愛用のギター「VOX Mark VI(Made in England)」があしらわれ、5000本以上のトルコキキョウやカーネーション、ユリ、かすみ草で周囲を彩った。2009年に撮影されたというレコーディング時のかまやつさんの遺影と愛用のギターなども飾られた。

 かまやつさんが所属したザ・スパイダースは10年ぶりの再結成となり、田邉氏、堺、井上順、井上堯之、大野、加藤によるオリジナルメンバーがステージに登場。1曲目の「フリフリ」を演奏すると、堺は「ザ・スパイダースでございます。本当にたくさんのお客さまに集まっていただいて。現役時代でもこんなにお客さまが集まったことはありません」と笑いを交えてあいさつした。

 続いて「この会はかまやつひろしを“しのぶ会”ということにはなりません。まだまだそこまで時間がたっていないような気がします。まだまだ僕らには未練が残っているので、“お別れの会”とも言えません。“かまやつひろしと共に”という意味合いで、この会を進めさせていただきます」と語ると、故人とゆかりのあるアーティストたちによる“コンサート”が始まった。

 松任谷が「中央フリーウェイ」を歌うと、「(かまやつさんは)いる、ここにいる。かまやつさん、『イエーイ!』って言って」と袖で涙を拭いながらかまやつさんに呼び掛けた。

 いとことして晩年まで交流があった森山も「ご飯を食べに行っても大きい声で口ずさんでいました。いつも音楽を身近に置いている彼なので、今日はこの曲を一緒に歌おうと思いました」と「マック・ザ・ナイフ」を歌った。

 その後は、再びザ・スパイダースが“ムッシュに捧げるメドレー”として「サマーガール」「ノーノーボーイ」「バンバンバン」を披露し、呼び掛けに応じてステージに登壇した内田裕也、ミッキー・カーチス、ミッキー吉野、南こうせつ、THE ALFEE、Char、つのだ☆ひろ、夏木マリ、斉藤ノヴ、藤井フミヤ、ヒロミ、木梨憲武らと共に、会場全員で「あの時君は若かった」を歌い故人を見送った。

 最後はスポットライトに照らされたスタンドマイクが1本ステージに置かれ、「どうにかなるさ」を歌うかまやつさんの歌声が会場に響きわたった。


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