マルチキャスティングで動いて見せる朗読演劇 村田充「ミスないよう演じたい」

2015年10月8日 / 17:47

(前列左から)天宮良、伊勢大貴、村田充、服部翼、藤原祐規、(後列左から)松田洋治、椎名鯛造、水石亜飛夢、松本祐一

 本格文学朗読演劇「極上文學」の第9弾「高瀬舟・山椒大夫」のフォトセッションおよび稽古の取材が8日、東京都内で行われ、出演者の村田充、伊勢大貴、藤原祐規、松本祐一、椎名鯛造、水石亜飛夢、服部翼、天宮良、松田洋治が出席した。

 この作品はマルチキャスティング制で、毎回5人の組み合わせを変えて上演し、“読み師”と“具現師”によるビジュアルと音楽、動いて見せる朗読演劇を展開する。

 メインとなる喜助・山椒大夫など2役を演じる村田は「指先一つ、まばたき一つをコントロールしてミスのないように最後まで演じたい」と静かに意気込み、同じく伊勢は「お話をいただいてから原作の小説を読みました。魅力的な作品で、今回はこうして自分が2役以上を演じさせていただくのがすごく楽しいです。千秋楽まで頑張ります」と笑顔を見せた。

 松本とともに庄兵衛を演じる藤原は「このシリーズの見どころでもあり難しいところがマルチキャスティング。(同じ役を演じる)2人だけでまったく違う作品になるのではと思います」とアピールし、松本も「役者同士、いいセッションができるのではないかと思います」と期待を寄せた。

 安寿役の服部は「女性役はこれまで何回かやったことがありますが、日本の昔の女性の強さみたいなものを出していければと思います」と語り、同じく安寿で初めて女性役を務めるという水石は「なかなかない機会だと思いますので、昔の女性という役をしっかり楽しんで生きようと思います。みんなで最後まで頑張ります」と強い結束を見せた。

 舞台は東京公演がCBGK シブゲキ!!で10月9日~18日、大阪公演が大阪ビジネスパーク円形ホールで24日、25日にそれぞれ上演。


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