薬師丸ひろ子、35年ぶりにアニメ声優 「難しかったが、楽しい作業でした」

2015年7月1日 / 23:05

(左から)日本アニメーション社長の石川和子氏、田辺桃子、村中知、薬師丸ひろ子、鹿賀丈史

 1975年に創業したアニメ業界の老舗、日本アニメーションが40周年記念作品として制作した『シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島』の完成披露上映会が1日、東京都内で行われ、声優を務めた村中知、田辺桃子、薬師丸ひろ子、鹿賀丈史らが出席した。
 この作品は、「アラビアンナイト(千夜一夜物語)」の中でも有名な物語の一つ、「シンドバッド」の大冒険を三部作で描く。主人公シンドバッドの声を務めた村中は「純粋に夢見る気持ちとピュアな気持ちを大切にしました。見ている方に身近に感じていただきたく、愛されるキャラクターになればいいなと思っています」と思いを語った。
 ヒロインのサナ役で声優初挑戦となった田辺は「本当に緊張と不安しかなく、皆さんにアドバイスをいただいて、なんとかサナちゃんとして生きられたかなと思います」とアフレコを振り返った。村中は「初めて田辺さんのお声を聞いた時、魂のこもったサナのせりふはこんな表現もあるんだと感動しました」と絶賛した。
 シンドバッドの母親、ラティーファ役で35年ぶりにアニメ声優を務めた薬師丸は「自分と違う人物に声を乗せるたいへん難しい作業でしたが、裏を返せばとても楽しい作業でもありました」と充実感をのぞかせた。劇中歌「わたりどり」を歌っており「メロディーに乗せてお母さんの寂しさ、(シンドバッドを)送り出す気持ちを伝えられればいいなと思いました」と語った。
 また、シンドバッドを連れて旅に出るラザック船長役の鹿賀は、人生の大海を渡ってきた“船長”として、映画を鑑賞した子どもたちに「人の心を思いやって優しい大人になってくれたら僕たちはうれしい。強い人にもなってください」とメッセージを送った。
 映画は7月4日から全国ロードショー。


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