秋吉久美子、舞台で「コシノアヤコ物語」  コシノヒロコ「こんなに美しくなかった」

2014年9月11日 / 19:43

コシノアヤコ役の秋吉久美子

 舞台「おかあちゃん~コシノアヤコ物語~」制作発表が11日、東京都内で行われ、出演者の秋吉久美子、月船さらら、宮地真緒ら、スペシャルゲストとしてファションデザイナーのコシノヒロコ氏、コシノジュンコ氏が登場した。

 本作は、平成23年度後期NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」のモデルにもなった“コシノ三姉妹”の母親でもある小篠綾子(コシノアヤコ)さんの生涯を描く。

 アヤコを演じる秋吉は、役との共通点を聞かれると「正反対というか、私ってすっごく繊細で傷つきやすいんです」と笑いを誘い、「アヤコ先生をやらせてもらうことで自分の中の湧き上がる何かに出会えたら。そして、見た方にもこんな生き方いいじゃないかと元気になってもらえたら」と意気込みを語った。

 ヒロコ氏は、自分の母親を演じる秋吉に「どう見てもこんな美しくなかった。(自分の母親と)一致しない」と苦笑い。一方で「うちのおかあちゃんて、ああ見えて裏側には繊細で乙女チックなところがあった。そこを上手に描いてやってもらえたら」と期待を込めた。ジュンコ氏も「いいも悪いも、表も裏も含めた本当のおかあちゃんの姿を描いてほしい」と語った。

 舞台は、大阪公演が11月2日に岸和田市立浪切ホール、東京公演が12月2日~7日に六本木ブルーシアターでそれぞれ上演。

 


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