スティーブン・スピルバーグ監督の最新作「戦火の馬」が、アカデミー賞の前哨戦ともいわれるゴールデン・グローブ賞の「作品賞」と「作曲賞」の2部門でノミネートされたことが16日、分かった。
本作は、第1次世界大戦下で悲劇に打ちのめされながらも、希望を持って生きていく人々を描いている。
舞台は、イギリスの貧しい農村。その農家に引き取られた美しい馬―ジョーイは、この家の息子アルバートと掛け替えのない絆で結ばれる。しかし、開戦によってジョーイはアルバートから引き離され、軍馬として最前線に送られてしまう。
「シンドラーのリスト」、「プライベート・ライアン」など、作品を通じて“戦争”を世に問うてきた巨匠スピルバーグ監督。今作で描いているのは“希望”だ。
映画は、来年3月2日全国ロードショー。