「第24回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」の授賞式が28日、東京都内で行われ、松山ケンイチが主演男優賞を受賞した。
松山は、大胆なベッドシーンに挑戦した「ノルウェイの森」のほか、「GANTZ」「うさぎドロップ」「マイ・バック・ページ」での演技が評価されての受賞となった。
松山は、「歴史ある賞を頂き、本当にありがたく思っています。年末に気持ちが高ぶるようなものを頂いて、一年を締めくくるというのは、本当に幸せなことだと思います」と受賞の喜びを語った。
プレゼンターを務めた妻夫木聡は、松山を弟のようにかわいがっているという。「初めて事務所で会ったときは無口な男だったんで…授賞式で(来年の大河ドラマ)『平清盛』の宣伝までできるようになったのかと思いました」と成長を喜んだ。
また、司会の露木茂から「パパになることで意識が変わりましたか」と問われると、「子どもが生まれてくるということもそうですし、結婚というのも自分には大きかったと思います」と小雪との充実した結婚生活の一端を明かした。