谷村新司とアルフィー・高見沢がコラボ　高見沢「洋服の坂本冬美にドキッ」

　「天使の伝言～TASUKI～」を作曲した（左から）高見沢俊彦と作詞した谷村新司、セッションした坂本冬美、松浦亜弥、手嶌葵　(c)KYODONEWS

　BS民放５局共同特別番組「TASUKI・つながる想い」制作発表会が29日、神奈川県川崎市で行われ、谷村新司、坂本冬美、松浦亜弥、手嶌葵、高見沢俊彦が出席した。同番組は“TASUKI”をテーマにしたヒューマン・ドキュメンタリー番組で、共同特別番組として５本が制作される。そのうち、「僕たちにはいつも音楽があった～時代を超えて…歌い継ぎたいメロディー～」に、この日の出席者たちが出演する。さらに、この番組のテーマ曲「天使の伝言～TASUKI～」は、高見沢が作曲し、谷村が作詞したもので、この日、初披露された。

　高見沢は、谷村から作曲の依頼を受けたときの心境を「びっくりしましたよ。断れるわけないじゃないですか！（谷村は）ご自身でも曲をお書きになるのに、ご指名いただいて光栄でしたけど、このプロジェクトは僕にとっては手に汗握るものでした」と語った。一方、１時間で作詞したという谷村は、「聞いた瞬間にパンッと“天使”という言葉が浮かんできて、ああ天使の曲なんだなと思った」とタイトルについて話した。

　大先輩に囲まれて歌った松浦は、「とても緊張しました。皆さんについて行きます！と思って頑張りました。この曲は、すごく谷村さんと高見沢さんぽくて、歌っていると２人に包まれている気がします」と話した。

　最後にメッセージを求められた高見沢は、「今日、初めて坂本さんの洋服姿を見て、ドキッとしました。すてきです。今、一番正直な感想はそれです」と答え、会場を笑わせた。