堺雅人、「中村獅童が一番人気」に苦笑い　「福士（誠治）くんと話がしたい」

　映画「日輪の遺産」のジャパンプレミアで平和の象徴のひまわりの花を手に。（左から）佐々部清監督、森迫永依、堺雅人、浅田次郎氏　(c)KYODONEWS

　映画「日輪の遺産」のジャパンプレミアが、終戦記念日の１５日に、神奈川県川崎市のワーナー・マイカル・シネマズ　新百合ヶ丘で行われ、主演の堺雅人、共演の森迫永依、佐々部清監督、原作者の浅田次郎氏が、舞台あいさつに登壇した。

　本作は、当地にほど近い東京都稲城市で執筆された浅田氏の原作を基に、マッカーサーの財宝をめぐる終戦直前の混乱を描く。

　堺は、「特別な日に、ゆかりのある劇場でプレミアができることを、映画の神様に感謝したい」とあいさつ。「今回は軍人を演じたが、前に誰かが演じた軍人役をまねるのではなく、演技をしながら役を作り上げていった」と撮影を振り返った。

　一方、勤労動員の少女たちのリーダーを演じた森迫は、「みんなで撮影の合い間に、男性陣では誰が一番好みかを話していた。クールでかっこ良かった中村獅童さんが一番人気があった。堺さんはとてもまじめで尊敬する先輩」と明かした。

　堺は、「現場の雰囲気を見ているとそんなことだろうと思っていた。この話題をさかなに（共演した）福士（誠治）くんと話がしたい」と語りながら、苦笑いを浮かべた。

　映画「日輪の遺産」は８月２７日から角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー。