藤井フミヤ「作品が復興の手助けになれば」被災地にエール　「美しい漁村の風景が消えてしまって悲しい」

　「藤井フミヤ　チャリティーアート展　ｉｎ　Ｍａｒｕｎｏｕｃｈｉ」で自作の作品を手にする藤井フミヤ　(c)KYODONEWS

　「藤井フミヤ　チャリティーアート展　ｉｎ　Ｍａｒｕｎｏｕｃｈｉ」が６日、都内で行われ、歌手でアーティストの藤井フミヤが出席した。

　本展では、藤井がＣＧを駆使して制作したアート作品の中の、１９９３年から２００４年の約１００点を展示。会場では、６日から８日の来場者を対象に作品を入札形式で販売し、その売上金は日本赤十字社を通じて、東日本大震災で被災した地域に寄付するという。

　藤井は「作ったものが、復興の手助けになれば…買った方も作った僕もうれしいな、良かったな、となればいいかなと思う」とチャリティーへの思いを語った。

　先月プライベートで被災地を訪れ「津波にあった湾岸沿いの、漁村の美しかった日本の風景が、消えてしまったのが悲しい」と述べ、今後もチャリティーを続けると被災地へエールを送った。

　また、１１日に４９歳の誕生日を迎える藤井は「４０代は３０代のような気持ちでした。気持ちが３０代なんで突っ走っちゃう。気をつけなきゃいけないと実感している。でも、楽しい４０代だった」と振り返った。