山田孝之、「楽しい予定のある人は見ないでくれ」 主演映画を異色のPR 

2013年9月4日 / 20:59

 映画『凶悪』に出演した山田孝之らキャスト陣

 映画『凶悪』の完成披露試写会イベントが4日、東京都内で行われ、出演者の山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキー、池脇千鶴、白石和彌監督が出席した。

 原作は死刑囚の告発をもとに、凶悪殺人事件を追ったベストセラーノンフィクション「凶悪 -ある死刑囚の告発-」(新潮45編集部編)。

 山田は、冒頭から「今日この後、パーティーや楽しい食事会の予定が入っている人は楽しめなくなることもあると思います」とあいさつ。「今までの取材で、そういう予定のある人は見ないでくれと再三言ってきましたので、その場がもしつまらなくなったり友人関係が駄目になっても責任は取れません」と、これから映画を楽しむファンに向けて異色のPRをした。

 シリアスなストーリーに反して、撮影は和気あいあいとした雰囲気で進められたという。山田は「思い返すと、意外と笑いが起きている現場ではあった」と振り返り、ピエールは「撮影の中で楽しいところを見つけて、笑いを共有しないとある意味やっていられないってところもありました」と苦笑した。

 リリーは「映画を見終わった方の感想を聞くと、『人がどんどん殺されていくところより、藤井家のヘビーさの方がつらい』ということでした」と明かした。山田演じるジャーナリストの妻役の池脇は、自身の2日間の撮影の様子を思い出して「私の携わったシーンは和気あいあいなどは一切なくて、地獄の2日間だったなということだけ覚えています」と振り返った。

 山田は「今日までたくさん取材を受けて、(この映画が)評判だと聞きます。題材がこういう感じなので、ばかみたいに大ヒットする映画ではないと思いますが、見なくていいの? という感じです」と独特の表現でアピール。骨太の社会派サスペンスの本作について「見る勇気がないのかという感じ……見なさい……見ろ……」とだんだん語尾を強めていき、最後は「見ろコノヤロー。バカヤロー」と叫び、場内の笑いを誘った。

 映画は9月21日から新宿ピカデリーほか全国ロードショー。


芸能ニュースNEWS

「ムサシノ輪舞曲」“阿川”正門良規と愛犬“ポン”のシーンに反響 「ポンちゃんと阿川くんの絡みが濃厚」「永遠に見ていたい」

ドラマ2025年5月18日

 正門良規(Aぇ! group)が主演するドラマ「ムサシノ輪舞曲」(テレビ朝日系)の第5話が、17日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、お隣の10歳年上のお姉さん・武蔵原環(高梨臨)を幼い頃から思い続けるも、「家族同然の弟」枠 … 続きを読む

メジャーリーグを舞台にした「Take Me Out」開幕  原嘉孝「精いっぱい考えながら演じていきたい」

舞台・ミュージカル2025年5月16日

 舞台「Take Me Out」初日前会見&公開ゲネプロが16日、有楽町よみうりホールで行われ、出演者の玉置玲央、三浦涼介、原嘉孝ほかが登壇した。  本作は、メジャーリーグを舞台に同性愛者であることを告白した名選手とそのチームを描いた作品で … 続きを読む

「波うららかに、めおと日和」「メールですぐに連絡が取れる令和の時代に昭和が刺さる」「携帯がない時代の恋愛にドキドキする」

ドラマ2025年5月16日

 「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ系)の第4話が、15日に放送された。  本作は、西香はち氏の同名コミックを原作に、昭和11年を舞台に、突然舞い込んだ縁談から帝国海軍に勤める江端瀧昌(本田響矢)と交際ゼロ日婚したなつ美(芳根京子)の … 続きを読む

「PJ ~航空救難団~」「キャスト陣のリアルさあふれる訓練の様子は本当にすごい」「内野聖陽の暑苦しさが魅力。暑苦し過ぎて涙が出てくる」

ドラマ2025年5月16日

 「PJ ~航空救難団~」(テレビ朝日系)の第4話が、15日に放送された。  本作は、航空自衛隊航空救難団に所属する救難員(通称PJ/パラレスキュージャンパー)を育てる救難教育隊の教官・宇佐美誠司(内野聖陽)と、選抜試験を突破した訓練生たち … 続きを読む

「Dr.アシュラ」“朱羅”松本若菜と“ナオミ”小雪のWオペに反響 「動脈瘤と腕の同時手術がすごかった️」「ゾクゾクした」

ドラマ2025年5月15日

 松本若菜が主演するドラマ「Dr.アシュラ」(フジテレビ系)の第5話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、時に重症患者2人を同時にオペするなど、鬼神・阿修羅のごとく振る舞う様子から“アシュラ先生”と呼ばれるスーパー救命 … 続きを読む

Willfriends

page top