成底ゆう子、「夢は紅白歌合戦に出ること」　“誰も知らない泣ける歌”の注目歌手が初アルバム

　初アルバムについて、「大切な人がいる方に聞いてほしい」と成底ゆう子　(c)KYODONEWS

　石垣島出身のシンガーソングライター、成底ゆう子が２２日、都内で初アルバム「宝～ＴＡＫＡＲＡ～」発売記念のミニライブを行った。

　白いワンピース姿で登場した成底は、アルバムの収録曲「真っ赤なデイゴの咲く小径」、「宮良橋節　えんどうの花」など、沖縄の風情ただよう楽曲を熱唱した。

　さらに、日本テレビ系のテレビ番組「誰も知らない泣ける歌」に取り上げられたことで、問い合わせが殺到し、メジャーデビューの切っ掛けにもなった「ふるさとからの声」、レコチョクの演歌・歌謡曲部門で１位に輝いた「ダイナミック琉球」も歌い上げた。

　成底は、「石垣島の両親への感謝の気持ちに気付いてから、故郷のことを歌うようになった。挫折も経験したけどそれも財産。目標は紅白歌合戦に出ることです」と語った。

　楽曲がヒットしていることについては、「お母さんに電話して、レコチョクやアマゾンで１位を取ったよと報告したら、『それはすごいねえ…。それで、レコチョクやアマゾンって何』と聞かれた」とほほ笑ましいエピソードを語って笑わせた。