杏から吉高に朝ドラ“バトンタッチ”　杏「終わったら、おいしいご飯とお酒を」

　ドラマゆかりの品を交換した吉高由里子（左）と杏

　ＮＨＫ連続テレビ小説“ヒロイン・バトンタッチ”セレモニーが１８日、神奈川県横浜市で行われ、女優の杏と吉高由里子が出席した。

　「ごちそうさん」でめ以子役を演じてきた杏は、「花子とアン」で花子を演じる吉高に花束を渡し「昨日『ごちそうさん』の最終回のＤＶＤを見たばかり。今日こうして“本当に終わったな”という気持ちで由里ちゃんに花束を渡せることがうれしい」と笑顔を見せた。

　また「これから激動の時代が待ち受けていると思うけど、終わったあかつきにはおいしいご飯とお酒でも用意して待ってるから、それまで元気で頑張って」とエールを送った。

　一方、吉高は「『朝ドラってちゃんと時間が決まっているから普通のドラマより楽なんじゃないの？』と聞いたら、普段動じない杏ちゃんが『本当に苦しい。読む物もたくさんあって大変だよ』と言うのを聞いて『そうなんだ…。頑張ってね』って他人事のように話していたのがなんか懐かしい」と振り返り、「まさか自分に振り掛かってくるとは思ってなくて、そのとき自分が言った言葉が自分に返ってきているよう。本当に見くびってすみませんでした」と苦笑しながらも、最後は「杏ちゃんたちが作ってくれた朝ドラの流れで、自分もみんなが朝から元気になるようなドラマを作れたら」と意気込みを語った。

　「花子とアン」は、３月３１日から放送開始。