小野ヤスシさんをしのぶ会 加藤茶、左とん平ら300人が出席

2013年6月29日 / 13:57

 「長い夜」を熱唱した松山千春

 昨年6月に死去したタレント・小野ヤスシさん(享年72歳)の命日である28日、「小野ヤスシ逝去一年をそれとなくしのぶ会」が東京都内で行われ、ザ・ドリフターズの加藤茶、左とん平、堺正章、松山千春、井上順、小柳ルミ子、高木ブー、徳光和夫ら約300人が出席した。

 小野さんが好きだった米歌手、エルビス・プレスリーの楽曲が流れる中、友人らがそれぞれの思い出を語り、松山は小野さんが愛用していたギターで「長い夜」を熱唱。

 長年親交があった加藤は「友達としては最高。僕の兄貴みたいなもの。おやじでもあり、何かあるごとに『加藤大丈夫か?』と声を掛けてくれた」と小野さんをしのんだ。

 左は「うそのない男。あいつは本当はまだ死にたくなかった。まだやりたいことがあった。その気持ちが分かるから、あいつが死んだときには本当にガックリきたね。あとは加藤(茶)を送るしかないね。あんな若いカミさんもらっちゃって。そうは長生きできないと思いますよ。俺は最後まで残るよ」と語り、会場の笑いを誘った。

 最後は小野さんが一番好きだったという「ラブ・ミー・テンダー」を全員で合唱するというにぎやかな会となった。


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