松本人志監督「むちゃくちゃな映画です」　最新作『Ｒ１００』製作報告会見

　（前列左から）冨永愛、寺島しのぶ、大森南朋、松本人志監督、大地真央、片桐はいり、（後列左から）渡部篤郎、渡辺直美、前田吟、松尾スズキ

　映画『Ｒ１００』の製作報告記者会見が１３日、東京都内で行われ、監督の松本人志ほかキャストが勢ぞろいした。

　本作は、謎のクラブに入会してしまった男と彼の日常生活に次々と現れる個性的な女性たちとの事件を描くもの。

　松本は「まだ詳しい内容はしゃべれないんですよ。後で大人たちに怒られるので…」と申し訳なさそうに一礼すると「枠にはめずに見てほしいむちゃくちゃな映画です」と現時点で公開できる情報を話した。

　タイトルについては「映画の年齢制限の“Ｒ”という意味で、前作の『さや侍』を製作していた時に『どうせならＲ－１５とかＲ－１８とかじゃなくて、いっそのこと規制にとらわれないＲ－１００の映画を作ろう』となったのがきっかけ」と説明。

　製作に至るまでの経緯を「内容ではなく『Ｒ１００』というタイトルが最初に決まって作り出した映画です。もちろんタイトルだけで本当に１００歳以上の人しか見られない映画ではないですよ」と語った。

　４作目の監督作となる本作の位置付けについては「いっぱいの役者に出てもらって、がっつり演出することに回れたので、本当に監督をしたという意味では今回の作品がそれになるんですかね」と感慨深そうに話した。

　最後に、監督デビュー作『大日本人』のハリウッドリメークが決定したことについて問われると「脚本が出来上がったってことは聞きましたけど、それより詳しいことは分からないです」とコメントした。

　映画は１０月５日から全国ロードショー。