ドキュメンタリー映画「インサイド・ジョブ」の試写会が16日、都内で行われ、前宮崎県知事の東国原英夫氏が大学生とディスカッションを繰り広げた。
本作は、リーマンショックを引き起こしたとされる金融マン、政治家、大学教授に取材し、本年度のアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した話題作。
東国原氏は、「映画の中の“相手が強敵なほど闘う価値がある”というセリフが印象に残った。私も先の都知事選ではそうだった」と振り返ったが、和民の従業員から激励されたという笑い話も披露した。
大学生とのディスカッションでは、「政治は多面的、複眼的に見なければ駄目」とアドバイスを送りながら、「今の若者には熱い人、政治意識の高い人が多いので期待している」と激励した。
今後の活動については、「ずっと放電していたので今は充電の時期。芸能界への復帰はまったく考えていない」とあくまで政治家として活動していくことを強調した。