堺雅人、「見通しの悪い時に自分の判断で動く」 「その時にその人の価値が決まる」

2011年4月19日 / 17:46

 左から、佐々部清監督、原作者の浅田次郎、堺雅人、福士誠治、八千草薫 (c)KYODONEWS

 映画「日輪の遺産」のマスコミ披露試写会&完成報告会見が19日、都内で行われ、主演の堺雅人、共演の福士誠治、八千草薫、佐々部清監督、原作者の浅田次郎が登壇した。

 本作は、「マッカーサーの財宝、200兆円を隠匿せよ」という、日本の敗戦前夜に下された密命を遂行する軍人たちの姿を描く。

 主人公の軍人を演じた堺は、「大きなスケールの物語なので、いまだに自分の中で消化し切れていない気がする。でも、分かった振りだけはしないようにしようと心掛けながら演じた」と語った。

 20人の女子学生との共演については、「彼女たちの真っすぐな目を見るとかなわないと思った。彼女たちの前では役に入る前にすでに演じていた。でもモンペ姿と普段着のギャップを見て、この映画で一番化けていたのは彼女たちだと思った」と苦笑いを浮かべながら語った。

 また、八千草が自らの戦争体験を交えながら、この映画や震災に対する思いを語ると会場から拍手が沸いた。

 最後に堺が、「(戦争や災害が起きた後の)見通しの悪い時に自分の判断で動くこと。その時にその人の価値が決まると思う。この役は、今の自分にとっては生きる指針になった」と締めくくった。

 映画「日輪の遺産」は8月27日から角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー。


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