偉大な監督に最後の別れ 大島渚さん葬儀に700人

2013年1月22日 / 17:32

 涙で声を詰まらせた妻の小山明子さん(中央)

 15日に80歳で死去した映画監督の大島渚さんの葬儀・告別式が22日、東京都中央区の築地本願寺で営まれ、映画関係者やファンら約700人が最後の別れを告げた。

 代表作『戦場のメリークリスマス』に出演、音楽も担当した坂本龍一さんは「偉大な映画監督、偉大な人間でした。社会を厳しく叱る人間がいなくなり、日本は少しつまらない国になったかもしれません。あなたのすべてにありがとう」と弔辞を述べた。

 ジャーナリストの田原総一朗さんは「昭和が生んだ最大の芸術家、戦う芸術家でした。強烈な爆弾のような映画を作り続けた」と惜しんだ。

 出棺に際し、喪主を務めた妻で女優の小山明子さんがあいさつ。「大島は映画人として皆さまに愛され、多くの方に見送っていただけて幸せな男だと思う。妻として、今日ほど誇りに思ったことはない」と話し、涙で声を詰まらせた。

 ひつぎには、小山さんが「パパと一緒になって幸せでした」とのメッセージを添えた折り鶴も納められたという。カンヌ国際映画祭の責任者ら海外からも弔電が届き、世界の映画界に与えた影響の大きさを物語っていた。


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