映画『ももいろそらを』初日舞台あいさつ 小林啓一監督、「チャレンジしてよかった」

2013年1月12日 / 18:38

 第24回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」で作品賞を受賞した『ももいろそらを』の初日舞台あいさつが12日、東京都内で行われ、出演者の高山翼、桃月庵白酒、小林啓一監督、原田博志プロデューサーが登壇した。

 本作は、大金を拾った女子高生と友人が巻き起こすさまざまな出来事を、モノクロームの映像と丹念な演出で描く青春ドラマ。

 ミュージック・ビデオやCMなどの映像演出に長年携わり、本作が映画デビュー作となった小林監督は「映画を作ってから1年半かかりましたが、本日ようやく公開できました」と笑顔であいさつ。「絶対引っかからないだろうなと思って出した東京国際映画祭でピックアップしていただき、信じられない思い」と話し、「チャレンジしてよかった。ズブの素人のDVDをちゃんと映画として見てくれた。映画を目指す人は、ぜひ出してみたらいいと思う」と“後輩”にエールを送った。

 一方、お金持ちの高校生・佐藤役で映画初出演を果たした高山は「普通の高校生ではないので役に入るのが難しかった。監督から、『松田優作のセクシーな感じ、映画“トワイライト”のロバート・パティンソンの影のある部分を参考にするように』と言われた」と役作りについて明かした。

 同じく映画初出演の落語家の白酒は「最初オファーが来たときはいたずらだと思った」と笑いながら「とにかく迷惑を掛けないように一生懸命やりました。今、こうして高山さんと並ばされているだけでも、いじめみたいなもの」と嘆き、笑いを誘った。

 また、主演の池田愛は、学業に専念するため現在活動休止中だが、この日は、飛び入り参加。「演技経験もない中、自分に大役が出来るのか不安だったけど、スタッフの皆さんの優しさと厳しさで成長することが出来ました。来年あたりに復帰できたら」と笑顔で語った。


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